【第11回 ぐるっとめぐって】in 徳島②

04.15 2020
※徳島県に訪れたのは2月下旬ころとなります。現在の各施設の開館状況につきましては、お手数ですが直接ご連絡の上、ご確認の程お願い致します。
今回は徳島県編第2弾です!2月に訪れた徳島県は前回に引き続き、たくさんの温かい人や、新しい発見に触れることのできる時間となりました♪ぜひ最後までご覧ください☆
渓谷の隠れ宿 祖谷美人さま


かずら橋から少し車を走らせたところにあります、こちら「祖谷美人さま」に宿泊しました。着いて早々車まで、笑顔でお出迎えしてくださいました。歓迎してくださっているのが伝わりますね(*^^*)


入ると小さなふくろうたちが
お出迎え( *´艸`)落ち着いた雰囲気でほっとします。早速お部屋へ。

お部屋からは渓谷を眺めることができます。


そして!外を眺めながら入ることのできる、露天風呂が付いています( *´艸`)祖谷美人さまは、なんと全室お部屋にお風呂がついているとのこと。時間を気にせずにゆっくり入ることができるのはとても幸せですね♪私たちの湯舟は信楽焼でしたが、檜のお部屋もあるそうです☆


お腹がペコペコだったので、夕食を早い時間にしていただき、早速会場へ!こちらは個室♪お部屋には囲炉裏が!!ぽかぽか体の芯から暖まり、なんだか懐かしい香りがします(*^^*) 囲炉裏で焼いていたのは鮎と??「これは何ですか?」とお世話してくださった片岡さまに聞いたところ「“でこまわし”という郷土料理ですよ。」と教えてくださいました。

はっ!!ということはカギについていたのは…!おでんではなくて“でこまわし”だったんですね(笑)“でこまわし”は上からそば団子、豆腐、こんにゃくだそう。自家製の柚子味噌がたっぷりぬってあり、香ばしいにおいが空腹を加速させます!!いただきます☆

あめごのお刺身!はじめて食べましたが、臭みはなく、程よい歯ごたえで噛むほどに甘みが出てきます☆


細かく手の込んであるお料理ばかり。お気づきでしょうか?鶴やウサギがいます(*^^*)食べるのがもったいない!と言いながら…おいしくて、すぐに食べきりました(笑)料理長さまの演出はステキですね~!!

そば米雑炊も出てきました。徳島のおすすめ料理を伺った時に、ペンネーム“まめちえ”さまから教えていただいたお料理です♪たくさんの野菜とそば米とおいしい出汁。旅の疲れをとってくれる、ほっとするお味ですね。


肉に弾力があり、でもやわらかくて、とろけるような食感が特徴の阿波牛ステーキや、味噌のしっかりときいたほっこり温まる牡丹鍋。

そして、こちらは名物の祖谷そば。祖谷地方で収穫されたそば粉から作られ、つなぎは使わず、通常のそばに比べて麺が太く切れやすいのが特徴だそう。そばの香りがしっかりします。冷たいそばは、お腹がいっぱいでもツルツルっと入りました。

デザートのリンゴはこちらもかわいく☆おいしく、楽しくいただきました(*^^*)
部屋に帰ってからはのんびりゆったりタイム♪時間を気にせず、入りたいときにお部屋の温泉に浸かれるのはいいですね(*^^*)温泉は源泉掛け流しでほのかに硫黄の香りが。湯上り肌はすべすべになりました♪自然の恵みにたくさん癒され、ポカポカの身体で布団に入ると2人ともすぐに寝てしまいました。



朝食も郷土料理を交えたお料理です。どれも優しい味でご飯が進みます(>_<)しっかりした和食。普段はなかなか用意することが難しいので、うれしいです♪ 祖谷美人さまは川魚や地採れ野菜、自家製豆腐やこんにゃくなどを使われており、お料理1つ1つにこだわりと愛情をもって提供してくださったていることがすごく伝わりました。そして皆さまの接客のすばらしさ。特に担当してくださった片岡さまは笑顔もすてきで、癒されました。本当にありがとうございます。
さあ出発!…と思ったら車の窓ガラスが凍結…。お湯を持ってきてくださり、最後の最後までお世話になりました。見えなくなるまで手を振ってくださいました。
◆祖谷美人◆
住所:〒778-0102 徳島県三好市西祖谷山村善徳9-3
営業時間:そば処 9:00~16:00
隠れ宿 チェックイン 15:00~
チェックアウト 10:00
定休日: なし(メンテナンスのため休業日あり)
TEL:0883-87-2009
大塚国際美術館

次に訪れたのはこちら大塚国際美術館。
大塚国際美術館とは… 日本最大級の常設展示スペース(延床面積29,412平米)を有する「陶板名画美術館」です。 館内には、厳選された古代壁画から、世界26ヶ国、190余の美術館が所蔵する現代絵画まで至宝の西洋名画1,000余点を特殊技術によってオリジナル作品と同じ大きさに再現してある唯一の美術館です。 陶板は約2,000年以上にわたってそのままの色と姿で残るそう。文化財が色あせることなく長期で記録保存できるなんてスゴいですよね。早速行ってみました!


入ってすぐに画家ゴッホをイメージしたカフェがあり、一角にゴッホの部屋の再現がしてあります!入って写真を撮るのも大丈夫だそう。絵の情景が現実となって目の前に広がるなんて、なんだか不思議な感覚ですよね。最初からワクワクさせてくれる演出です~♪

『エル・グレコの祭壇衝立復元』現在原画は5枚がスペインにあり、1枚がルーマニアにあるため、祭壇としてそろっている状態で、さらに原寸大で見ることができるのはこちらでだけです。実物は残念ながらナポレオン戦争で破壊され、幻の祭壇となってしまったそうです。

『秘儀の間』オリジナルはイタリアのポンペイにあります。花嫁の入信式を描いたといわれています。背景の朱色は、ポンペイアン・レッド(ポンペイの赤)と呼ばれているそうです。

『スクロヴェーニ礼拝堂壁画』イタリアのパドヴァにあります。個人の商人が父の魂を救いたいという思いで、建てた礼拝堂の壁画を空間ごと再現しています。左右の壁面に「聖母マリアの生涯」と「イエスの生涯」が描かれており、キレイな青色は聖母マリアの青色ともいわれ、マリアブルーとも呼ばれています。


『最後の晩餐』レオナルド・ダ・ヴィンチの作品です。新約聖書の最後の晩餐を題材としたもので、12使徒の中の1人が私を裏切るとイエス・キリストが予言した場面が描かれています。たび重なる加筆や、カビなどで汚れてしまった修復前と、加筆された絵の具や汚れを落とした修復後が対面してあり、見比べて楽しむことができます。現地での修復は完了しているので、修復前を原寸大で見ることができるのは、こちらのみです。

『モナ・リザ』こちらもレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた絵ですね。薄く溶いた絵の具を何層も重ねて描かれています。原画の表面にひび割れが発生している様子もしっかり再現されています。


『牛乳を注ぐ女』と『真珠の耳飾りの少女』スタッフ池田が楽しみにしていたのがヤン・フェルメールの作品です。フェルメールは市民生活の一部を切り取った絵画が多いようです。描かれている女性は優しく落ち着いた雰囲気ですね。鮮やかなブルーとイエローの色使いが印象に残ります。


外にでると…モネの『大睡蓮』。モネの絵画と、本物の睡蓮の花(6月~9月が見ごろ)とを同時に楽しむことができる、世界でも他に類を見ないスポットです!フランス・オランジュリー美術館所蔵の作品が原画と同じように、360度ぐるりと展示されていて、その周りを池が囲んでいます。モネは自然光のもとで作品を見てほしいという思いがあったそうで、この場所はモネにとって願いが叶っている場所といえるかもしれません。



ゴッホの『ヒマワリ』です。ここでは花瓶に入った7つの『ヒマワリ』をすべて見ることができます。この場所は良い香りが…!ヒマワリをイメージしたアロマオイルで、ますます絵の世界に入り込んでしまいます。作品に優しく触れるのは大丈夫ということで、触れてみました。しっかり絵の具の感触も感じます。ゴッホはヒマワリを太陽に見立てていて大好きだったそう。花瓶の『ヒマワリ』はゴーギャンを向かえるためにという理由で描いたとされています。




他にもたくさんの絵画があり、ご紹介しきれないほどです!あまり絵画や歴史に詳しくなくても説明書きをしっかりしてくださっているので、知らないことは知り、知っていることはより深く知ることができます

「真珠の耳飾りの少女」ではなく、「真珠の耳飾りの尾中」です♪他にもセザンヌ「リンゴとオレンジ」になりきれる、撮影コーナーもあります。 大塚国際美術館は、絵画を見るだけでなく、こうしてアートを身近に感じることができるよう、さまざまなイベントを開催しています。そして、古代遺跡や礼拝堂などの壁画を環境空間ごと立体再現した展示もまるで、現地に行ったかのような気分が味わえる!たくさんの工夫があるので、1日いても飽きないです!!


そしておみやげ選びも楽しい♪ムンクの叫びの和三盆です*残念ながら某歌手の歌ったシスティーナ・ホールや、ピカソなど写真が掲載できない場所もありましたが、そちらはぜひ足を運んでいただきご覧ください♪ガイドツアーも随時行っておられるそうです。私たちもとてもていねいに説明していただきました。1つ1つのことを深く知ることができ、今まで知っていた絵もまた違った方向から見ることができるような、とても濃い時間になりました。 「真実の姿を永遠に伝えたい、後世への遺産として保存していきたい」という大塚国際美術館設立の想いは私たちの心をしっかりと掴み、絵画のことや歴史のことをもっと知りたくなりました (*^^*)
◆大塚国際美術館◆
住所:〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内
開館時間: 9:30~17:00(入館券の販売は~16:00)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
1月は連続休館あり、8月無休、その他、特別休館あり
※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、3月4日から当面の間臨時休館しています。開館状況につきましては公式ホームページをご確認ください。
TEL:088-687-3737
渦の迫力に圧倒!渦の道さま


最後に訪れたのがこちら「渦の道さま」です。せっかくここまで来たのだから渦が見たい!!ベストタイムの時間に到着です☆




橋を進み、渦の見える場所まで向かいます。途中足元がガラスになっているところが!!自然と避けてしまいます(笑)

ベストポイントに到着!!渦は見えるでしょうか!?渦は出たり、なくなったりしてしまい、撮影がとても難しかったです。

この日は天気も良く、景色も最高でした!!キレイな海と青い空。自然と人の温かさをたっぷり心にため込んで、徳島県を後にしました☆
◆渦の道◆
住所:〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内)
営業時間:夏季(3月~9月)9:00~18:00 ※入場は17:30まで
GWと夏休み期間は8:00~19:00 ※入場は18:30まで
冬季(10月~2月)9:00~17:00 ※入場は16:30まで
休館日:3月、6月、9月、12月の第2月曜日
TEL: 088-683-6262
◆◆お土産情報◆◆

今回の尾中からのおすそわけは…
大塚美術館にありました、西洋名画のオリジナルパスケースです♪
3名様にプレゼント!
※申し訳ありませんが、種類はお選びいただけません※
締切は4月30日(木)です。
今回の応募は締め切らせていただきました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。