【第21回 ぐるっとめぐって】 in和歌山①

12.17 2021
色あざやかに木々が色づき始め、季節の移り変わりを感じる11月中旬。今回は、和歌山県の白浜を訪れました。海沿いにある白浜は景観もよし、海の幸もおいしい!そしてかわいいあの動物も♪
和歌山県はカメラマンスタッフ池田の出身地!和歌山県の魅力を話し出すと止まらないスタッフ池田の忖度で、今回は少し写真がボリューム多めかもしれません(笑)ぜひご覧ください♪
とれとれ市場

まずは腹ごしらえ!ということで訪れた“とれとれ市場”。新鮮なお魚を購入することはもちろん、食べることもできます。和歌山の名産品も数多く並び、訪れるだけで和歌山の魅力に触れることができます♪



店内には和歌山県だけでなく、全国各地から集まった新鮮な魚が並びます。こんなにたくさんの種類の魚に一度に出会えるなんて!!ワクワクします~♪



こちら“とれとれ市場”では鯛の養殖もされているそうです。


店内中央ではまぐろの解体ショー実演中でした!まぐろの頭、迫力があります!!大きな包丁で豪快にさばいていかれます。そんなにぎわっている鮮魚コーナーを抜けて、お食事できるスペースへ。

店内ではお寿司やお造り、お惣菜など幅広い種類のお食事を購入して食べることが出来ます。


新鮮なお魚が食べたい!ということで、海鮮丼とあら汁をいただきました。アナゴがど~んと器の端から端まで!その上に新鮮なホタテにエビにいくら…などなど♪ 大好きなウニもまぐろも口の中でとろける~!あら汁もやさしいお味です。



店内にある“産直ふるさと市”では、地元の農家さんのお野菜や果物が並びます。 元気な店員さんの声につられ、おいしそうな産直品を物色。
「このみかんの品種は、小ぶりのほうが甘みがぎゅっと詰まっておいしいよ~!!」 気さくに話しかけてくださる店員さんとの話がはずみます!みかんと柿、グリンピースは和歌山県が全国生産1位だそうです☆

店内で販売している、新鮮な魚介類・肉・野菜でバーベキューできる場所も♪おいしそうな匂いが漂っていていました。
おいしくて新鮮な海鮮に、季節の特産品の数々♪そして活気あふれ、元気いっぱいの定員さん。
なんだか訪れるだけで、体にも心にも元気パワーを注入してくれる場所でした!
◆とれとれ市場◆
住所:〒649-2201 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2521
TEL :076-253-0891
三段壁・三段壁洞窟/千畳敷/円月島
三段壁・三段壁洞窟

続いて白浜の名所に訪れました。まずは三段壁。長さ2km、高さ50~60mに及ぶ大岩壁で、断崖絶壁の名勝と言われています。 大きな岩壁は迫力があります。


断崖には展望台が設けられています。さすが断崖絶壁の名勝と言われているだけあって高い!目の前は雄大な南紀の海景を見ることができます。遠い海の上。雲の間から日の光が差し込んでいて幻想的です。

展望台の近くにある三段壁洞窟にも訪れました。

エレベーターで地下36m、水面近くまで降ります。 三段壁洞窟には古くは平安時代、源平合戦で知られる熊野水軍が船を隠したという伝説の洞窟があり、それを見ることができます。
熊野水軍は源氏と平家の時代、紀伊半島南東部、熊野灘、枯木灘に面した地域を拠点とした水軍。熊野海賊とも言われています。

地下につき、通路を通ってくいくと…

熊野水軍の番所小屋が史料をもとに再現されてありました。飾ってあった甲冑と記念撮影。甲冑の顔が怖くて…ちょっと距離を保って撮影です(笑)


さらに進んだところに海の上にぽっかりとあいた、大きな洞窟発見! この場所に熊野水軍は船を隠していたと言われています。迫力ある洞窟の中、打ち寄せる波が大きな音を立てて高いしぶきをあげ、臨場感あふれます。 波がここまで大きな洞窟を作ったなんて、自然の力に驚きです。

洞窟内一部に潮吹き岩があります。潮吹き岩の岩盤の下には大きな空洞があり、その空洞に海水が入ることによって、上にあいた穴から海水がぶわっと吹き上がっています。

洞窟の天井に広がる波の模様。こちらは漣痕(リップル)と言います。 約1,600万年前に波や潮流によって海底の砂や泥が動かされ、地層の表面に作られたものです。その漣痕が次々と積み重なり、地層となったものが天井に現れた珍しいものだそうです。 自然の壮大さを感じた三段壁洞窟でした。
ちなみに…なぜ三段壁?と呼ぶのだろう…?と、三段になっているところを必死に探していた私。調べてみると、魚の群れ(鯨との説もある)を見つけるための監視場(見段・みだん)があり、これが転じて三段壁(みだんべき・見段壁→みだんぺき→さんだんべき・三段壁)と呼ばれるようになったという説から来ているらしいです。三段あるわけではなかったようです…!
おまけ


三段壁の洞窟を歩いていると「サドンロック」というものにも出会いました!この岩は2018年9月に直撃した大型台風の直後に出現したんだとか…!どうやってこの場所に岩がたどり着いたのかは、謎のままだそう…
◆三段壁◆
住所:〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52
TEL:0739-43-6588(白浜町役場観光課)
◆三段壁洞窟◆
住所:〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52
TEL:0739-42-4495
営業時間:AM8:00~PM5:00(最終入場PM4:50)
定休日:年中無休
千畳敷

三段壁から車で10分ほどにあります“千畳敷”です。千畳敷とは、畳を千畳も敷いたような広い岩盤からなる地形のことを言います。長い年月をかけて打ち寄せる荒波に浸食され、このような景観になったそうです。

岩盤の上を実際に歩くことができます。 大きな石畳のように広がる岩の背景には、太平洋の青い海が広がります。


岩の模様がとても不思議でどこかの惑星みたい。触ってみると意外と柔らかいんです。

少し高いところから♪波の音と広大な岩畳、広がる空…たくさんの自然に、すがすがしい気持ちになりました(*^^*)気持ちがいい~!!
◆千畳敷◆
住所:〒649-2201 和歌山県西牟婁郡白浜町
TEL: 0739-43-6588(白浜町役場観光課)
円月島

さらに車で10分、次は円月島に来ました。円月島は正式には「高嶋」と言い、臨海に浮かぶ南北約130m、東西約35m、高さ約25mの小島です。島の中央に円月形の穴がぽっかりあいていることから「円月島」と呼ばれています。
円月島に沈む夕陽は千畳敷、三段壁に並び「日本の夕陽100選」に選ばれており、その美しさは格別で、春と秋には穴に夕日がおさまる瞬間もおさえられる…との噂を聞きつけ、ここは夕日をぜひおさえたい!!

海にいる魚を探しながら、夕日待ちです。

空が少しずつ暗くなり、いよいよです!…残念ながら、ご覧の通り今回は穴に夕日がおさまることなく離れた遠くに沈みました…(涙)
そこで、スタッフ池田からの提供写真でご紹介できればと思います♪

さすが!和歌山を愛するスタッフ池田!もっていますね~!
空が茜色に染まり、上空には深い藍色。そしてばっちり夕日が穴におさまった、私の見たかった風景を見せてくれました(^^)
◆円月島◆
住所:〒649-2201 和歌山県西牟婁郡白浜町
新鮮な海の幸と、大自然に触れることができた1日目。
実は…この後訪れた宿泊先も2日目に訪れたあの場所も、とてもステキだったんです♪また来月お届けできればと思います(*^^*)
みなさまの思い出の旅があればお聞かせください♪記事の感想も大歓迎です(*^^*)
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