【第22回 ぐるっとめぐって】in 鹿児島-霧島①

09.16 2022
初夏とは思えない日差しの強い7月上旬。今年は早く梅雨を終え、お天気の良い日が続いていました。そんな中、今回は鹿児島県の霧島を訪れました。9月にお届けするということで、芸術の秋、食欲の秋をみなさまにお届けできればと思います♪ぜひご覧ください。
鹿児島県霧島アートの森

まず訪れたのはこちら鹿児島県霧島アートの森。
栗野岳中腹に広がる野外美術館です。霧島の自然や歴史にインスピレーションを受けた作家の作品23点が展示してあります。


入ってすぐのホールで大きなハイヒールがお出迎え! こちらは草間彌生さんの「赤い靴」という作品です。原色と水玉模様がホールの中で映えます。

芝生が広がり、奥の方は木々に囲まれた森のようになっており、各所にアート作品が点在しています。

正面に見えたのが男女が交差するようにできている巨大なシルエットです。太陽の向きで影が変わり、男女の姿がそれぞれ浮かびあがる工夫がされているそうです。太陽や8mほどの高さを活かすのは野外展示ならではですね!


すべてが絵の額縁のようになっている。霧島の風景もスタッフの村上も、覗いて見るとすべてが絵になります。どの額縁でのぞくかで色々な景色が見えて楽しいです♪


斜面から突き出したふしぎな形のトンネルです。左右の隙間から差し込む光の線がとても幻想的。

奥までいくと霧島の雄大な大自然が目の前に広がります。暗い中から広がった景色に、スタッフ村上も思わず立ち止まります。トンネルを抜けて別世界に来たかのよう。

次は森の中へ。橋があったり鳥の鳴き声や、ササっと通りすぎていく蟹も発見!(早すぎてシャッターチャンス逃しました…)ちょっとしたピクニック気分。


空中をヒラヒラ舞うカラフルな蝶のような作品を発見!さつま芋の葉の形をしたフレームに、カラフルなステンドグラスが配されています。紫はさつま芋、藍色は薩摩切子の色彩を取り入れたもので、鹿児島を象徴した作品だそうです。
他にもたくさん作品があり、「あ!あそこにもある!!」と探し出すのもとても楽しかったです♪
外に出ると、青空の下で色鮮やかに咲く花の作品が。

不老不死の桃源郷に色あざやかに咲きほこる花がテーマで,生命・魂・希望を表しているそう。見る角度によってちがった姿をみせてくれます。

大きなほおずきの実をした石が、規則ただしく並びます。コロンとした姿と等間隔に植えられたこぶしの木。自然と調和したつくりにされたそうです。
霧島の自然と美しく融合した作品たちはどれも繊細な一面をもちつつ、野外ならではのダイナミックさを感じさせました。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
鹿児島県霧島アートの森
〒899-6201 鹿児島県姶良郡湧水町木場6340番地220
TEL 0995-74-5945
こっぷ屋さん
次に向かったのがこっぷ屋さん。 グラスのカット体験ができます。 鹿児島といえば薩摩切子が有名ですが、薩摩切子はとても高価なため、 今回は普通のグラスにカットを入れる体験をさせていただきました。
まずはどんな柄を入れるか決めます。


その線をもとに練習!!

練習用のコップを持たせていただき、特殊な機械でガラスを削っていくのですが、私も村上もなかなか上手にできない…。技術もですが結構な力もいります。


何回か練習をした後は本番!まっすぐ進まなかったり、丸くできなかったり…。村上が心配そうに見守っています。

完成!…かな?背の低いグラスが尾中、高いグラスが村上の作品です。結局二人ともまっすぐな線や、きれいな円を描くことができませんでした(^_^;) 改めて、こうした伝統を継承されている職人の方々のすごさを感じます。

実は… 別にガラスコップづくりも体験しました。熱い窯の中でガラスを溶かして形を整えたり、

吹いたりまわしたり… 工房は暑くて汗が噴き出ましたが、 素敵なグラスができました♪
自分だけのグラスづくり。ぜひ体験してみてください♪
こっぷ屋さん
〒899-5112 鹿児島県霧島市隼人町松永1393-1

みなさまの思い出の旅があればお聞かせください♪記事の感想も大歓迎です(*^^*)
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