【手話】への挑戦が教えてくれたこと。つながる喜びと、理解する大切さ
02.26 2024
コミュニケーションで人の力になれる喜び
コロナ禍が落ち着き、しばらく経った頃でしょうか。
仕事帰りの道で外国人観光客のご夫婦に道を聞かれたことがありました。
今では珍しくもない場面なのですが、私にとってはこれが人生で初の体験。
学生時代の記憶を頼りにたどたどしい英語でご案内したところ、その奥様が“Thank you♪”と優しくハグしてくれたんです。
わずか数分のやりとりでしたが、異国での思い出作りをお手伝いできた気がして、私もなんだか嬉しい気持ちに。
ニンマリしながら家路に着きました。
同時に実感したのが、小さな関わりから人の役に立てるコミュニケーションの素晴らしさ。
この経験がきっかけとなり、昔からずっと興味があった【手話】を学び始めたんです。
今から学んでも…と、なかなか挑戦に踏み出せなかった私ですが、いざ始めてみると自分が持っていたイメージと実際の【手話】の違いにビックリ!
まだまだ勉強途中の私ですが、今回はその“学び”についてお話させてください。
【手話】は“手段”ではなく、ひとつの“言語”
【手話】を学ぶ講座で最初に先生が教えてくださったのは、「手話とは“言語”である」ということ。
つまり日本語や英語などと同じように、ひとつの独立した“言葉”なのです。
だからもちろん、日本には日本の、海外の国にはその国の表現があり、普段、私たちがテレビのニュースなどで見る手話は世界共通ではありません。
例えば、聞こえない、日本語にも不安のある外国人が日本で生活する場合、緊急時のサポートの方法もさらに工夫が必要というワケです。
また、【手話】とは “見る言葉”だけに、指や手の動きに加えて、顔の表情にも意味が生まれます。
手話通訳者の方が、困った顔や驚いた顔を見せるのは、その意味をより明確に伝えるためなんです。
英語などの外国語と同じように手話に関する資格もあり、厚生労働省認定の「手話通訳士」や都道府県認定の「手話通訳者」といった公的資格から、独学でも挑戦しやすい民間資格まで種類・レベルもさまざま。
お次はそんな【手話】の学び方について紹介していきましょ~。
自分の興味に合わせて楽しく【手話】体験
コミュニケーションにもバリアフリーが求められる現代では、手話関連の書籍や手話を解説した動画も気軽に見つけられ、さまざまな学び方が可能です。
私の視点でレベル別にカテゴリー分けしてみると…
①本格的に学ぶなら:
地方自治体が主催する手話講習会
福祉サービスの向上や手話の普及、通訳者の養成などを目的とした講習会です。
講座のレベルや開催時期などは各自治体で異なるので、詳しくは問合せを。公的資格の取得試験に挑みたい人は、この講習会の修了が受験資格になります。
②まずは体験を楽しむなら:
地域の手話サークル
まずは手話を体験したいという人は、地域のサークルに参加するという方法も。
活動内容やメンバー募集の情報について、SNSで発信している団体もあります。見学OKなところが多く、最初に雰囲気を確かめられるのも安心!
③マイペースで趣味にするなら:
お家で独学
新しい趣味や学びとして手話を楽しみたい場合は、やっぱり独学が気軽。
テレビの講座番組や動画サイト、書籍やアプリなど、いろいろ試してみるのも楽しいですよ~。
いざ【手話】を体験してみると、「なるほど、確かに動きと意味がリンクしてるなぁ…」という感動がいっぱい!
今では日々の手話ニュースのチェックが、楽しみな学びの習慣になっています。
手話を学び始めて出会った私の発見!
以前の私は、【手話】を“福祉”や“社会貢献”といった堅苦しい枠に当てはめていました。
でも言語のひとつと知ってからは、より多くの人とつながり合えるコミュニケーションツールだとシンプルにとらえるようになりました。
語学の習得には語彙力の向上が大事と言われますが、私自身、別の趣味である読書でも言葉の意味を深く噛みしめる意識が生まれ、その相乗効果から知識や表現の幅が広がった気がします。
また、耳が聞こえない方と実際に関わりを持てたことで、得たたくさんの気づきも。
ひとつの例が、エレベーターの非常ボタンです。
トラブル時に緊急ボタンを押せても、その後に始まる音声のやりとりは行えない…。そんなリアルなお話を聞いてハッとさせられました。
普段の配慮に、もう一歩寄り添った心遣いがあれば、より多くの人に優しい毎日が生まれる。
このことを学べただけでも、新しい挑戦を始めた甲斐があったなぁ…と。
だからもし、皆さんがいま何かに興味を持っているのなら、ぜひ分野や年齢を気にせず挑戦を楽しんでほしいな…って思うんです。
「私も◎◎を始めたよ~」なんてお話があれば聞かせてくださいね♪
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