今日からできる【SDGs】を考えよう!未来を想い、いまこの時をちょっとやさしく。

08.01 2022
知ってる人も知らない人も、SDGsの意味を再確認
現代社会ですっかりなじみ深い言葉となった【SDGs】。
その意味について、「なんとなくはわかるんだけど…」という人も多いのではないでしょうか。
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の頭文字で、日本語に訳すと「持続可能な開発目標」を意味します。
SDGsという言葉が広まっていったのは、2015年の国連において193カ国の全会一致で採択されてから。
「サステナブル(持続可能)な社会」というと、なんとなく環境や資源の問題ばかりをイメージしがちですが、SDGsは飢饉や健康、平和、貧困、人権、平等など、世界のさまざまな問題をカバーした17ものテーマで構成されています。
SDGsのロゴマークがあんなにカラフルなのは、17の目標がそれぞれの色で表現されているからなんです。

つまり「サステナブルな社会」を創ることは、美しい地球と平和で豊かな暮らしを、世界の人々とともに守っていくということ。
子どもや孫、さらにもっと先の世代のためにも、自分に何ができるかを考えたいものですね。
2030年の目標達成に向けて行われている活動とは?
企業CMやメディアの特集などでSDGsが頻繁に取り上げられているのは、国連が目標の達成を2030年までと掲げているため。
2015年のスタートからわずか15年間でのゴールをめざしているため、さまざまな枠を超えた取り組みが急ピッチで進められているんです。
では現在、世の中ではどんなサステナブル活動が行われているのか?
その一部を知るだけでもSDGsのイメージが具体的につかめるかもしれません。
例えばこんな活動がSDGsの一部
地球にも健康にも優しく「オーガニック」
命に欠かせない食。安定した食品生産を維持するには、健康な土壌を守り続ける必要があります。
化学肥料を使わず、自然そのものの力で生産されるオーガニック食品は、体にも大地にも優しいのです。
すべての国を豊かに「フェアトレード」
開発途上国の生産者や労働者が豊かになるには、先進国の経済規模にとらわれない対等な関係づくりが大切!
公正な対価を得られる取引が、途上国の経済力や競争力となり、現地の人々の自立した生活を叶えるんです。
持続可能な街を考える「サステナブルシティ」
ゴミを肥料にしたり、エネルギーを再生したり、環境に配慮した先進的な街づくりも世界で進行中。
また、過疎地域の施設・建物を再生して賑わいを取り戻す試みも、国内で注目される活動のひとつです。
このほかにもSDGsに関する活動はたくさん。

自分が住む自治体や知っている企業が、どんな取り組みをしているかを調べてみるのも面白いですよ。

身近な毎日で“サステナブルな暮らし”を意識しよう
近年では小学校をはじめ、教育の場でもSDGsに関する授業や活動が数多く導入されています。

子どもたちの意識が高まっている今、おうちでも何かしらの行動を始めるチャンス!
レジャーや衣・食・住をテーマに、どんなことができるかを紹介しましょう。
小さい子どもにはまず意識付け
まだ小さなお子さんには、夏休みを利用して美しい自然の風景を見せてあげるのがオススメ。
澄んだ海や川、緑豊かな森林での楽しい体験を通して、自然を守る大切さを学んでもらうといいかも。
流行に左右されない服選びも◎
フリマアプリやリサイクル店を活用して、衣服を再利用するのも手軽にできる活動のひとつ。
新品の衣服を購入する際も、性別や流行に左右されない色やデザインを選べば、再利用の幅が広がります。
フードロス削減に役立つ和食の知恵
日本に“もったいない精神”が息づくように、和食には野菜の端材や戻し汁などを活用する技法が豊富。
人気のレシピサイトにもフードロスを軽減するメニューが数多く掲載されているので、ぜひお試しを!
不便を楽しむお掃除ダイエット
便利な掃除機や使い捨てモップの使用を半分に抑えて、運動がてらお掃除にもホウキや雑巾の活用を。
古くなったタオルを雑巾にして、何度も繰り返し使う…。昔ながらの生活様式は“持続可能”の宝庫なのです。

すべての一歩は何かを思いやることから
大きなことから身近なことまで、さまざまな視点でSDGsを考えてみた今回。
“国連で定められた目標”ととらえると、その実現はとても大変で難しいように思えますが、一人ひとりの意識が問題の解決につながるであろうテーマも少なくありません。
ただひとつ、17の目標に共通しているのは、何かを思いやることからすべての挑戦が始まること。
未来の子どもを思えば環境を守る意識になり、違う国々の人を思えば平和や平等を願う気持ちが生まれる…。
それは人だけでなく、美しい地球や故郷を愛する気持ちだって同じです。
そして忘れてはいけないのが、自分自身も大切に思う気持ち。

健やかでいることによって、取り巻く人々のハッピーな毎日も持続するはず。
頑張る姿もステキだけれど、毎日を笑顔で楽しく過ごせるともっとステキ!心身の元気をキープするための目標づくりもお忘れなく~!
ぜひ記事の感想をお聞かせください♪
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