09.30 2020

  • ていねい通販 ブランド企画

    スタッフ尾中

    こんにちは!ていねい通販の尾中です。

    先日、嬉しい出来事がありました。昔から実の妹のように可愛がっていた従姉妹が赤ちゃんを連れてきてくれたんです。生まれたのは春だったんですが、外出自粛や猛暑が続く中、なかなか会うことができなくて…。

    こう見えても私だってママの先輩。「なんでも相談してね~」なんて先輩風を吹かせていたら、「実は子どもの歯磨きが上手にできなくて」とさっそく質問が。

    …あれ? 数年前に経験したはずなのに、赤ちゃんの歯磨きのやり方なんてすっかり忘れちゃってる(汗)。

    「こっ、今度コツをまとめてメールするねっ!」なんてその場をごまかしながら、こっそり歯磨きについて調べ返す私なのでした。

最初は歯磨きに対するプレッシャーなんて不要!

子どものお口の健康を守るには、日々の歯磨きはとても大切!…そうは頭でわかっていても、子どもの歯磨きが苦手なママさんって意外と多いんですよね。

理由のひとつは子どもが嫌がること。じっとしてくれない子どもの口に歯ブラシを入れるのは誰だって緊張するものです。
 
そもそも子どもの歯磨きはいつから必要なんでしょう?答えはシンプルに“歯が生えてきたタイミング”から。個人差はありますが乳歯が生え始める生後6ヶ月くらいが目安です。

この頃は赤ちゃん自身の唾液の成分だけでもお口の中の清潔さをキープできるので、「しっかりキレイにしなきゃ!」と肩ひじを張らなくても大丈夫。

赤ちゃんだけでなく、まずはママも歯磨きに慣れるつもりで始めましょう。

まずは歯ブラシへの“イヤイヤ”をなくすくらいの気持ちで始めてみよう

実はこの“慣れ”こそが、今後のスムーズな歯磨きを左右する大事な一歩。何でもお口に入れたがる赤ちゃんの習性を利用し、シリコン製などの安全な乳児用歯ブラシを持たせてみましょう。

歯ブラシがお口に入ることへの抵抗感を軽減しておくことで、その後のママの仕上げ磨きもぐっと楽になります。
 
「どうしてもイヤイヤが収まらな~い!」。そんな時はあっさりあきらめてみるのも手。

虫歯になりやすい前歯だけでも手早く磨いてみたり、ご機嫌が戻るまで歯磨きタイムをずらしてみたりと、その時々によって気軽に対応を変えちゃいましょう。

お互いに苦痛にならないよう、気楽に歯磨きと向き合ってくださいね。

歯磨きをもっと気楽にするために!

■歯磨きの体勢にも慣れておこう
歯磨き時にイヤイヤが出てしまうのは、顔や体を押さえられることで動きが制限されることもひとつの要因。
子どもをお腹に乗せたラッコさん状態でゆらゆらと遊ぶ、ほっぺをマッサージしながら“いないいないばあっ”をする…など、普段から歯磨き時と似た体勢で遊んでみるのもオススメです。
 
■歯磨きしながらパパとお話
ママが歯磨きをする時は、正面からぬいぐるみを持ったパパにおしゃべりしてもらうなど、家族みんなで歯磨きを楽しい時間に演出しちゃいましょう。
「上手にあーんができるね」。
大好きなクマさんやウサちゃんから褒めてもらえたら子どもだってご機嫌です♪
 
■迷ったら“歯のプロ”に相談を
口の健康や歯磨きのしかたに不安を感じたら、保健所などが開催する歯磨き教室や小児歯科で気軽に相談を。
目立った異常がなくても、定期的に小児歯科で検診や指導を受けてみるのもGOODです!
専門家目線の的確なアドバイスは、ママにとって一番心強い味方になりますよ。

成長によって使い分け。おすすめのアイテムあれこれ

乳児の時に歯磨きに慣れ親しんでいれば、3歳くらいからが目安とされる一人磨きもスムーズに始められるはず。

その手助けとなる歯磨き用アニメ動画の中には、対象年齢によって内容が違うものもあるので、成長に合わせて使い分けるのがベターです。

いろんなフレーバーが楽しめる子ども用歯磨き粉も定番の人気アイテムですが、味だけでなくタイプの違いにも注目!

うがいのできない年齢や外出時には歯を直接拭き取れるシートタイプがオススメですし、ママがしっかり仕上げ磨きをしたい時は泡立ちが少なく磨き残しをチェックしやすいジェルタイプが便利です。

「今日もキレイに磨けてるね!」。チェックの際は褒め言葉も忘れずに

また、近年さまざまな商品がラインナップされているのが子ども用の電動歯ブラシ。

柔らかいブラシによって0歳児から使えるものや、奥歯の汚れを見逃さないLEDライト付きのものまで、リーズナブルながらも高品質・高性能な商品が増えています。

何より“メカ”ならではの特別感が、子どもをヤル気にさせてくれるんですよね。
 
ただしデメリットとなるのは、手動に比べてブラシの動きや届く範囲が制限されること。重さや振動がある分、磨きたい箇所に正しく当たっているか?…という感覚も鈍くなってしまいます。

仕上げ磨きを行う際には、こういう点もしっかり頭に入れておいてくださいね。

「ぱいん~、いちご~、めろん~、みかん~…。なんで、ぼくのはみがきは4つもあるの?」

「それはね~、日替わりでいろんな味が楽しめるように。その方が毎日の歯磨きが待ち遠しくなるでしょ?」

「うん。でも、みんな“くだものあじ”だよね。ぼく、もっとすきなあじがあるのに…」

「あれ、そうなんだ? たっくんは何味の歯磨きなら嬉しいのかな?」

「ふりかけあじっ!!」

「…そっちで来たかぁ(笑)」

家事や仕事で疲れた時に…。歯磨きで簡単リフレッシュ

さて、お次はママにも嬉しい情報をひとつ。歯磨きって大きなリフレッシュ効果があることを知っていましたか?
 
ミントの風味で気分が爽やかになるのはもちろんですが、実は歯茎は毛細血管や脳につながる神経などが数多く存在している場所。

歯ブラシで優しくマッサージをすることで代謝や血流が良くなり、神経の働きを元気にしてくれるのだとか。お口の健康も守れて、心身の疲れも改善できるなんて、いいことずくめじゃないですか!
 
例えば、朝・晩は口臭や歯周病の予防に高い効果のある歯磨き粉を、リフレッシュがメインの時はハーブやオレンジなど好きな香りのジェルを…というように、目的によって使い分けるのもいいかもしれませんね。

わずか5分の歯磨きリフレッシュで、お口も気分もスッキリ爽やかに!

ちなみに私の歯磨き活用法はダイエットのため。お腹が空いた時に子ども用の甘い歯磨き粉で気分を紛らわるほか、夕食後にはたっぷりと時間を使ってブラッシングしています。

もし、夜遅くにデザートが食べたくなっても「あれだけ丁寧に歯を磨いたんだから」と、危な~い欲望をなんとか抑えつけられるんです。
 
…その代わり、歯磨き前の夕食でしっかりと食べちゃうので、あまり効果がないことも付け加えておきますね。

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