12.22 2018

  • ていねい通販 ブランド企画部

    スタッフ 尾中

    7歳と4歳の娘を育児中♪いつもケンカをしてるのに、次女を怒ると長女は「そんなに怒るとかわいそうやん!!ひどい!!」と大泣き…。最後はなぜか私が責められ丸くおさまります(笑)

こんにちは!ていねい通販の尾中です。
 
クリスマスにお正月。子どもたちにとって嬉しいイベントが続く季節がですね。

私自身も街全体がワクワク感に包まれるこの時期が大好きなんですが、一方で年末年始に重なる出費が気になったりもして…。すっかりママになった自分を実感する今日この頃です(笑)。
 
同僚やママ友とのトークで、「お年玉」の管理のしかたが話題にあがるのも、毎年この季節のお約束。

私が子どものころは“自由に使える派”と“親に預ける(取り上げられる?)派”の2つに大きく分かれていましたが、最近ではその管理方法にもいろんなパターンがあるみたい。
 
自分の家とは違うルールを決めているママさんの話を聞いてみると…、ふむふむ、どれも納得。どのご家庭もいろんな狙いを持って、「お年玉の管理」をしっかり考えているんですね。

うん、これはぜひ皆さんにも紹介してみたいテーマだなぁ。

お金を使うことで、“世の中”が見えてくる

それぞれの家庭で異なるお年玉の管理ルール。例えば、お金の価値がわからない幼少期や小学校低学年までは親が預かり、成長に応じて本人が管理する形に切り替える…というケースも多いのではないでしょうか。

しかし、小さな頃から子どもにお金を管理させることで生まれるメリットも数多くあります。そのひとつが、世の中の仕組みや金銭感覚が実体験の中で学べること。

「自分が欲しいモノはどこで買えるのか」、「欲しいモノを手に入れるためにいくら必要なのか」など、実際にお金をやり取りするからこそたくさんの物事が見えてきます。

ママとのお買いものは、金銭感覚を楽しみながら養えるチャンス

金銭感覚が未熟なうちは、ママと一緒にお買い物をするというスタイルがベスト。「どんな目的で、何が必要なのか」を一緒に考えながら、親子でショッピングを楽しんでみましょう。

「今度ね、おくすり屋さんに行く時にお年玉使いたいんだけど…」
「じゃあ明日、一緒にお買い物に行こっか。ところで、おくすり屋さんで何が欲しいのかな?」
「お皿を洗ってもママの手が痛くならないように、すべすべになるクリーム買ってあげたいの」

普段の大人の行動や使っている商品なども、子どもはしっかりチェックしているもの。欲しいモノや行きたいお店から、「意外に理解してるんだなぁ…」という発見に出会えるかもしれませんね。

子どもにお年玉を使わせる際のポイント

①目的をはっきりさせる/
意外なモノを欲しがった場合でも、使い道をしっかり考えていればOKしてあげましょう

②明確なルールをつくる/
「本や文房具ならOK」、「ゲームソフトは半年に1回」など、わかりやすいルールがあれば安心

③一部だけを任せてみる/
もらったお年玉の一部だけを子どもに渡して、少しずつ使い方を学ばせるのもGOOD

親が管理する場合でも喜びを与えてあげる

子ども本人にお金を管理させる場合、やはりオススメしたいのが「お小遣い帳」です。

最近ではインターネットから様々な種類のテンプレート(ひな形)が無料でダウンロードできるので、子どもの年齢に合わせて無理なく始められるものを探してみてはいかがでしょう。

現在の残金やこれまでの使い道がひと目でわかるようになれば、お金の管理がぐっと簡単になりますし、上手にやりくりする楽しさも実感できますよ。

無料のお小遣い帳をいろいろ試して、使いやすいひな形を見つけよう

また、お年玉のすべてを親が預かって、子どものために貯金しているご家庭も多いでしょう。その場合は本人名義の口座を作り、通帳のみを子どもに管理させるという形がオススメ。

「自分の貯金がある」、「大事なものを預かっている」という喜びをきっかけに、責任感や貯金の意欲も高まるからです。

“お年玉の使い道=おもちゃ”だったひと昔前とは違い、今ではパソコンやタブレットといったIT機器を子どもが欲しがる時代。そんな高額なモノを手に入れるためには、しっかりした計画と地道な努力は欠かせません。

お年玉やお小遣いをコツコツと貯めることで、少しずつ目標に近づいていく通帳の数字が、“お金のありがたさ”を教えてくれるはずです。

“無駄遣い”という失敗も人生の教科書に

さてさて、今回のテーマにあげたお年玉の管理。“子どもに任せる派”も“親が預かる派”も、結局、その根本にあるのはお金を大切にする心を学んでほしいと願う気持ちなんですよね。

だからといって、そのメッセージを伝えるうえで、「大切にする」と「使わない」を同じ意味で考えてはいけないと私は思うんです。

お年玉の管理をきっかけに、節約や貯金への意識が高まれば理想的♪

だって、思い返してみてください。

「あちゃー。同じような服、また買っちゃったぁ」とか「…あれ?新品の化粧水が2本も残ってる」とか、大人になっても買い物で失敗することってよくあるじゃないですか(もしかして私だけかしら…笑)。

たまの無駄遣いは、“もったいない”の精神を痛いほど学べる人生の教科書。だからお金の使い方にシビアになり過ぎず、無理のない範囲で子どもの判断を信用しちゃいましょう。

結果的に失敗に終わっても、「どうしたら良かったのか」を一緒に考えてあげればいいんです!

収支のバランスだけでなく、金銭教育もバランスが大事…。いや~、お金は本当にいろんなことを教えてくれますね(笑)。

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