ママのキレイにも、子どもの健康にも大切!この夏、親子で始めたい【紫外線ケア】

07.29 2020
日焼け=元気は昔の話?今は子どももUVケアする時代
私の小さな頃は、真っ黒に日焼けをした姿を見て、近所のおじさんやおばさんが「健康的だね~」と褒めてくれたものでした。
「日光浴」という健康法もあったし、その頃から「日焼け=元気の印」なんて思っていたんです。
でも今は子どもの紫外線ケアが当たり前になっている時代。結局、日光を浴びた方がいいの? 悪いの?まずはそんな疑問を解消したいと思います。
紫外線のメリット
・カルシウム代謝に必要なビタミンDを生成する
紫外線のデメリット
・水ぶくれやヒリヒリ感を伴う赤い日焼け(サンバーン)につながる
・シミ、シワ、腫瘍など肌の老化や皮膚疾患の原因になる
・角膜炎や白内障といった目の病気の原因になる
など
悲しいかな紫外線にはデメリットの方が多く、しかもメリットで挙げたビタミンDも現代なら食物から十分に摂取できるんだとか。

もちろん適度に太陽を浴びることは大切ですが、なるほど、これは小さいうちから紫外線ケアを始めた方が良いというのも納得です。
では、親子で紫外線ケアを始めるにあたって、知っておいた方が良い豆知識をご紹介します。
紫外線対策は春からがベター
・紫外線量が多くなるのは夏だけでなく実は4月から。さらに9月までその期間は続きます。UV対策は春からお忘れなく!
子どもの紫外線ケアは何歳から?
・子どもの紫外線ケアは早ければ早いほどメリットが多し!赤ちゃんならママと抱っこでお出かけできる月齢から始めよう
薄手の長袖を上手に使おう
・直接、肌に日光を当てないよう、春以降も使える薄手の長袖を活用しよう。春・秋は防寒にも使えるベビーポンチョが便利!
子どもの日焼け止めは低刺激性を
・子どもの肌はデリケート。日焼け止めも低刺激性のものを選ぼう。近場のお出かけならSPF10~20、PA+~++程度でOK
家にいても危険がいっぱい。ママもしっかり紫外線ケアを
忙しい毎日を過ごしているママは、家事や育児に目が行き過ぎて、ついつい自分の紫外線ケアを怠りがち。
特に日差しの弱い曇りの日やお出かけ予定のない日などは、なおさらですよね。
実はそんな日も紫外線の危険はいっぱい!ここ近年では曇りの日でもケアが必要だと知られてきていますが、なんと薄雲りであれば、晴天時とそれほど変わらない80%以上もの紫外線が届くといわれているんです。
また、紫外線は窓ガラスを透過するため、お家にいても日焼けの危険性は大!

窓の近くにソファやラグを配置している場合はさらに注意が必要ですし、クルマでよくお出かけするファミリーであれば、安全運転に支障のない範囲でサイドガラス用のサンシェードなども活用しましょう。
(※ただし後部座席のみ。前席での使用は道交法違反となります)
やはり女性であれば、年齢を重ねても若々しくキレイでいたいもの。忙しいママだって、自分の紫外線ケアにどんどん時間を使っちゃいましょう♪
「たっくん、ママお洗濯干してくるから、コロンの相手しといてあげてね!あと、ぴょん吉のごはんもお願い」
「だめだめ!ママ、まだひやけどめぬってないでしょ。“わすれてるときはおしえてね”っていってたのに」
「あ、そうだった!ありがとね、教えてくれて」
「そういえば、コロンはなつでもまっしろだね。ばあばんちのショコラは、おなじいぬなのにまっくろ。ぜんぜんちがうね」
「もしかしたら、ショコラは小さい時にいっぱい日焼けしたのかもね」
「そうかも!だってばあばもさ、あさからずっとショコラとはたけにいるから、“くろいぽつぽつ”ができるんだって」
「もう!なんでばあば、たっくんにシミの話してるのよ~(笑)」
日焼け、暑さ、虫刺され。便利なアイテムで一緒にガード
紫外線以外にも、夏の心配事と言えば熱中症や虫刺され。子どもは夏でも元気に外遊びを楽しむので、見ているママは何かとハラハラしちゃいますよね。
私も暑い時間を避けて朝や夕方に公園に行くと、何か所も蚊に刺されて帰ってきます(涙)。

そんな時におススメなのがラッシュガード。海やプールの水遊びで日焼けを防いでくれるのはもちろん、半袖、長袖、フード付きとさまざまなタイプがあるので、普段使いに活用しても便利。
薄くて軽いうえ、汗をかいてもすぐに蒸発してくれますし、熱中症対策に水で濡らして着ることもできます。UVカットや虫よけ機能を施した商品もあり、あらゆる夏の悩みを解決できる優れモノなんです。
また、ガードを忘れてしまいがちな首周りには、こちらも水で濡らして使えるひんやり系のタオルがオススメ。首全体が隠れるように巻いておくだけで、気持ちよく日焼けや虫刺されを予防できます。
そういう我が家も夏のおでかけに向けて、すでにさまざまな対策グッズは準備完了!
ただ一点、間に合わなかったのが「自分のダイエット」というのは内緒です。…とほほ。