01.25 2020

  • ていねい通販 ブランド企画

    スタッフ 尾中

    こんにちは!ていねい通販の尾中です。
    やっと新年を迎えたと思ったら、今度は年度末に向けて相変わらずバタバタな毎日。いろんな業務や手続きが増えるこの季節、しばらくは忙しい毎日が続きそうです(涙)。

    でも最近、5歳の娘がカンタンな家事を手伝ってくれるようになったんです。まだまだできることは限られますが、その健気な姿が愛おしくて…。
    今回はママの気持ちを温かくしてくれる「子どものお手伝い」に関するお話です。

お手伝いは子どもの成長を計るバロメーター

ママにとって子どもがしてくれるお手伝いは、本当にうれしいものです。

それは「家事を助けてもらえる」という直接的なありがたさだけでなく、「できることが広がっている」、「やさしい心が育っている」という、心身の成長を感じられることじゃないでしょうか?
 
一方、お手伝いをする子ども自身にも、たくさんのメリットがあります。ひとつは「大好きなママの力になれること」。そして「ママとコミュニケーションが図れること」です。

ままごと気分の延長で、最初は興味から始めてみるのもOK!

ママの力になりたいと何かを頑張った先に、笑顔で“ありがとう”の言葉が返ってくる…。

このやりとりのなかで子どもに自立心や行動力が芽生えるだけでなく、助け合いと感謝の気持ちを通じて親子の信頼関係もまたひとつ強くなるんです。
 
一方、ママにとって大きなメリットとなるのが、子どもに対して「何ができるのか」を見極める機会になること。おうちの中でのお手伝いなら、失敗だって許されるはず。

子どもにどんどんチャレンジさせて、「ここまで任せてもいい」「これはもうすぐできる」など、その時々のOKラインを見極めてみてはいかがでしょう。

この間までできなかったことが、上手にできるようになった瞬間の喜びを、一緒に味わいたいものですね。

子どもにお手伝いを頼む時のポイント

■まずは一緒にやってみることから
ママが大好きな子どもは、自然に毎日の行動を見ているもの。
お手伝いをお願いする時は、普段から目にする機会が多い作業を選ぶとスムーズに進められます。
まずは一緒に作業を進めて、ママの動きを近くで見て覚えてもらいましょう。
 
■焦りは禁物!失敗してもママは笑顔で
子どものチャレンジには失敗がつきもの。お手伝いを頼むことで、逆に手間が増えるのは日常茶飯事です。
そんな時もママは笑顔を絶やさずに、お手伝いに挑んだ子どもの優しさや頑張りを褒めてあげてください。
新たなチャレンジへの意欲が、新しい成長や子どもの工夫につながるかもしれませんよ。
 
■安心して任せられることを毎日の役割に
安心して子どもに任せられるようになれば、毎日の役割にしてもOK!
おうちの中で“自分だけの役割”があるという嬉しさは、子どもの自信や責任感を育てます。
ただし、“当たり前の日課”になっても、「いつもありがとう」など、意欲を伸ばすひとことは忘れずに。

年齢や経験で、お願いするお手伝いを考えてみよう

子どもに初めてお手伝いをお願いする時に、やはりわいてくるのが“何を頼んだらいいんだろう?”という疑問。実はコレ、一人ひとりの成長度合いやそれまでの経験・体験によって変わったりします。

お手伝いを通して、道具や機器の扱い方も楽しみながら学べる

ただひとつ言えるのは、ケガや事故が起こる恐れのあるものはNGだということ。火に近づいたり、割れ物を扱ったりすることは、最初のうちは避けた方がいいかもしれません。

例えば、洗い物をお願いするなら、まずはプラスチック容器に限って…など、おうちの中でお手伝いのルールを決めてみましょう。
 
また、習い事や保育園・幼稚園で日常的に行うものは積極的にチャレンジさせるのも◎。「人よりも上手にできる」という自信によって、お友達を助けてあげられる優しさやリーダーシップの成長も期待できます。
 
もちろん、何がしたいか、何ができるのか…という一番の判断基準は、子どもとのコミュニケーション。日々の会話を通じて、保育園・幼稚園での出来事もどんどん聞いてあげてくださいね。

小さな子どものお手伝いには何がオススメ?
・ 洗濯物をたたむ・片づける(タオルや靴下など簡単なものから)
・ 草花に水をやる、ペットにエサをあげる
・ ポストから郵便物や新聞を持ってくる
など

ママの自由な時間に将来の夢…。未来につながるお手伝い

お手伝いが習慣になれば、子どもの成長とともにできることはどんどん広がります。

掃除や洗濯、料理など、本格的な家事を任せられるようになればママの自由な時間は増えますし、将来、進学や就職などで子どもが一人暮らしをはじめても、安心して新生活が始められます。

まずは自分の食器だけ洗ってみる…など、少しずつチャレンジの幅を広げよう

将来の話で言えば、小さな頃の思い出が“子どもの未来”につながるケースも。

料理関係の雑誌が好きな私は、よくシェフやパティシエのインタビュー記事を読むのですが、今の道に進んだ理由について「子どもの頃に作ったものを、家族が喜んでくれたから」と語っている方が多いんですよね。

昔の嬉しかった記憶がその後の人生を形作っていくなんて、なんだか素敵だなぁ…。

「今日さ~、ボクがおせんたくものぜんぶかたづけるよ。パジャマもたいそうふくもボクがキレイにたたむから」

「あら、嬉しい(笑)。でも、たっくんは昨日、“パジャマは難しいからイヤだ”って言ってなかったっけ?」

「ママね、毎日忙しいでしょ。ママの“おたすけまんになる”ってパパとゆびきりげんまんしたの、おふろで」

「そうなんだ~!おうちにお助けマンがいると、ママも心強いな~」

子どものチャレンジにドキドキして、その成長や愛情にワクワクして。お手伝いから生まれる家族の絆は、自由な時間以上に、ママに癒しと元気を与えてくれるのではないでしょうか♪

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