それって天気病(気象病)かも?気圧による体調不良の原因と対処法

12.13 2021
気象病とは?
天気病(気象病)とは、寒暖差や気圧、湿度などの変化により自律神経が乱れることで起こると考えられています。潜在的な患者数は1000万人にものぼるとも言われており、頭痛やめまい、疲労感、関節痛などに加え、鬱のような精神的な症状も引き起こします。
もしかして気象病かも!?
季節の変わり目に以下のような症状がある方は、気象病かもしれません。

これらの症状は、天気病(気象病)の代表的な症状です。
天気病(気象病)は年齢や性別に関係なく起こるものですが、特に月経がある女性が悩まされやすいです。月経周期でのホルモンのバランスの変化に気象の変化が加わり、さらに自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
更年期の女性もホルモンバランスが乱れやすいため、40代女性においては8割が天気病(気象病)による体調の変化を感じると言われています。
気象病になる原因
天候の変化で気象病を引き起こす原因としては「内耳」が関係していると考えられています。内耳は耳の鼓膜の奥にあるカタツムリのような形をした器官で、耳から受けた情報を脳に伝える働きをします。

その結果、自律神経のバランスが乱れ、気象病の症状を引き起こすと考えられています。
東洋医学では天気病(気象病)の原因として、湿気が考えられています。天気病(気象病)が起こりやすい梅雨や台風の時期は雨が多いことから、過剰な湿気による「湿邪」が体調不良を引き起こします。湿邪が体に影響すると、全身の水のめぐりが悪くなり、頭の重さ、むくみ、めまいや倦怠感、吐き気の症状が出るとされています。
気象病になりやすい度チェック
もしかしたらあなたも気象病、もしくは気象病予備軍かもしれません。気象病になりやすい度チェックで当てはまるものがないか確かめてみてください。

気象病の予防法
気象病になりやすい方は、以下のように予防していきましょう。
内耳のセンサーを正常にしやすくするためには、耳周りの血流をよくすると良いです。耳周りの血流を良くするために、耳のストレッチをしましょう。

その他、普段から以下のような食事や運動の習慣を取り入れましょう。
湿邪を改善させるには、体の水をめぐらせる必要があります。わかめなどの海藻類、きゅうり、ゴーヤなどの瓜類、小豆や黒豆などの豆類は体の水をめぐらせやすくします。
ストレッチやラジオ体操などで体を動かすと滞っている体の水が動くので、1日1回は体を動かすと良いでしょう。
気象病の対処法
気象病の対処法としては、上記の予防法で湿邪を防ぐことも重要ですが、ツボ押しで湿邪を改善させることもできます。
今回は湿邪改善に効果的なツボを4つご紹介します。

<参考サイト>
Kracie:気象病の原因と症状。気象病におすすめ対策と漢方薬とは?
https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/body/?p=7166
頭痛―る:あなたは大丈夫?医師監修気象病セルフチェック
https://zutool.jp/selfcheck_meteoropathy_inp
weathernews:日本人の6割が気圧低下で体調の変化を実感
https://jp.weathernews.com/news/10515/
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