05.05 2020

  • ブランド企画

    スタッフ 池田

    こんにちは!ていねい通販の池田です。
    調味料は私たち日本人にとって欠かせない大切なものですよね。
    基本の調味料さしすせそ、のうち「そ=味噌」は私もだいすきな調味料の一つです。
    今回は、お味噌の専門家である関 由佳先生に、お味噌の魅力を教えていただきましたのでご紹介します♪

  • 内科医・メディカルフード研究科 

    関 由佳先生

    Dr.Miso ゆか先生
    学生時代から予防医学に興味があり、野菜と発酵食品を多く使った料理を得意とし野菜ソムリエやみそソムリエの資格を取得。
    現在は岡山大学大学院で腸内環境と発酵豆の研究をしながら、「みそ料理で世界中のひとを健康、ハッピーに」をモットーに活動中。

お味噌は日本のスーパーフード!!

スタッフ 池田
ゆか先生、本日はよろしくお願いします。

突然ですが…私も普段からお味噌が大好きなのですが、先生がお味噌の魅力にビビッときたきっかけは何だったのですか?
ゆか先生
はい、もともと私は内科医として「健康とは何か?」ということに興味がありました。 その「?」を追求する中で、健康なカラダとココロを作るには、食べものとそれを消化吸収する胃や腸内環境が大事であることに気がついたんです。 

そして、ニューヨークで初めて手作り味噌を作ったことをキッカケに、お味噌をはじめとする日本の発酵食品が世界に誇れるスーパーフードであることを知りました。
スタッフ 池田
手作り味噌を作られたなんて、すごいですね!
お味噌は美肌やアンチエイジング、ダイエット・・・と、オールマイティに役立つ調味料ですよね。
ゆか先生
はい。新しい細胞の材料となるアミノ酸やミネラル、新陳代謝を促すビタミンB群などが豊富に含まれているだけでなく、微生物の働きでそれらの栄養素が腸から吸収されやくなっているんです
スタッフ 池田
さすがスーパーフード!
ところでお味噌に多く含まれている麹菌・乳酸菌・酵母などの善玉菌は、体にどういいのでしょう?
ゆか先生
善玉菌は腸内環境を良化させる上で非常に有用な働きをしてくれます。

実は、わたしたちのカラダの中では、常にいらない酸素が盛んに発生し、活性酸素が作られているんです。その活性酸素により体内が酸化すると、老化につながるといわれています また、細胞や血管などが酸化することによって、老化だけでなく、さまざまな慢性疾患につながる可能性もあるのです。

善玉菌は、腸内環境を整えることで、便秘を改善させたり、活性酸素など体内で不要になったものを体の外へ排出するのを助ける役割をします。
スタッフ 池田
だから善玉菌は積極的に取り入れたほうがいいんですね!
ゆか先生
そうなんです!
さらにお味噌は、発酵という過程を経ることで“メラノイジン”という抗酸化物質を生み出します。

これが体内の酸化や炎症を抑えることで、美肌や細胞のアンチエイジングにもつながります。
スタッフ 池田
お味噌は老若男女問わず、すべての年代の方にとって、美肌を保ったり健康の基礎となり、大活躍!ということですね♪

毎日の生活にお味噌を取り入れてみよう

スタッフ 池田
お味噌は普段からよく口にしますが、こんなにも毎日の生活に溶け込んでいる“お味噌の最大の魅力”はなんでしょうか?
ゆか先生
これほど健康に良い食材でありながら
①手に入りやすく
②旨味成分が多く
③いろいろと多様な料理に使える

というところでしょうか。
スタッフ 池田
魅力がぎゅぎゅっと詰まっていますね。
なんだか、お味噌汁だけで終わらせていてはもったいない気がします。
ゆか先生
私はお味噌を万能調味料として日々のレシピに取り入れています。

難しく考える必要はありません、いつも使っている塩の代わりにお味噌を使うだけ♪ 減塩になるだけでなく、カリウムやマグネシウムなどのミネラルもプラスすることができますよ。
スタッフ池田
塩のかわりに使えるんですね!

地方によって米味噌や麦味噌、八丁味噌などの豆味噌などたくさんの種類があるのも魅力的ですよね。
ゆか先生
そうなんです!お味噌の種類が豊富なので、レシピのバリエーションも無限にできちゃいます。 私は世界中を旅するのが好きなのですが、必ずマイ味噌を持ち歩き、各国の料理と組み合わせて楽しんでいます。

著書の『毎日食べたい!腸活みそレシピ(海竜社)』では、まさにそんなコンセプトでいろいろな国の料理にお味噌を使ったレシピを紹介しています。

Dr.Miso流!お味噌の選び方

スタッフ 池田
とはいえ、いろいろなお味噌が存在する中で、どれを選べばいいか迷われる方も多い気がします。

よいお味噌を選ぶポイントがあれば知りたいです。
ゆか先生
よい質問ですね!お味噌は“材料”と“育った環境”が選ぶポイントとなります。

おススメポイント① 材料

大豆・米(麹)・塩の3つが基本です。

添加物の含まれていない、なるべくシンプルなお味噌を選ぶことをおすすめします。 

おススメポイント② 育った環境

長期(6ヶ月以上)熟成したお味噌がGOOD!!
先ほどお話しした抗酸化物質のメラノイジンが豊富であることと、微生物が十分に働き酵素やビタミンなどがより豊富になることが理由です。

さらに、お味噌を加熱せず、自然の寒暖の中で熟成させた天然醸造であると、より本来のお味噌らしい風味豊かな味わいを楽しめると思います!

スタッフ 池田
なるほど…!

日本の食文化を継承していく意味でも、天然醸造で長期熟成のお味噌を選んでいただきたいですね♪
ゆか先生
私自身、お味噌を中心とした発酵食品を日々の生活に取り入れ腸内環境を整えることで、心身ともにとても元気に過ごせています。


ていねいスイッチをご覧いただいているみなさまも、お味噌の素晴らしさ・美味しさを再認識し、カラダもココロもハッピーになる暮らしづくりに役立てていただければと思います。
スタッフ 池田
何気なく口にしていたお味噌の魅力をたくさん知ることができて、お味噌の見方がちょっとわかりました!イキイキとした毎日過ごせるように、家族や友人など大切な人にもお味噌の事を教えてあげたいなと思います*


みな様もお味噌を積極的に取り入れていただくことで、おいしく“元気とキレイ”な毎日をおくっていただけるとうれしいです(*^^*)

ゆか先生、お話お聞かせくださいましてありがとうございました☆

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