【第2回 はがくれだより】 生産者さまのこだわり

『はがくれだより』とは?
『すっぽん小町』の原料となる「はがくれすっぽん」に込められた生産者さまの思いや、 どのようにすっぽんが育てられているのかなどなど、養殖場の様子とともにていねい通販スタッフがお伝えいたします♪
こんにちは!
今回はこだわりの水・エサについてお届けします。
佐賀県は背振(せふり)山のふもとにある「はがくれすっぽん」の里。ここで育てられているすっぽんの質の高さの秘密は、水とエサにありました。
朝鵜さんが育てる「はがくれすっぽん」の秘密とは?

こんにちは。「はがくれすっぽん」を育てよる朝鵜です。

うちのすっぽんのお腹はきれいなピンク色をしとります。甲羅は梨肌といわれるほど、ほんに梨のように淡い緑色です。この色合いが「はがくれすっぽん」の上質さの証なんです。

エサは大事です。すっぽんの健康状態はもちろん、肉質や油分のバランス、色やカタチにまで影響しよります。試行錯誤して今のエサになったとですよ。

1日に2回、エサは朝夕にやります。作り置きはできんです。エサをのせてすべての水槽を回ると2時間ほどはかかりますもんね。
すっぽんの食欲は水温で変わります。だから量や内容を判断しよります。水槽にエサが残ると水の状態が悪くなりますからね。
こだわりのエサと日々の細やかな管理が、上質なはがくれすっぽんを育てる大きなポイントの1つとなります。

すっぽんは1匹が病気になると同じ水槽のすっぽんがひと晩で全滅することもあるとです。それほどデリケートな生き物です。
すっぽんが病気になるのを恐れ、抗生剤などの薬品を入れたりする養殖場もあると聞きます。でもそんなことしとったら絶対質の良がすっぽんは育たんとですよ。
「はがくれすっぽん」の元気の源は“宝の水”

はがくれすっぽんが、こんなにも元気に育つのには秘密があるとです。それは、水。
すっぽんが育つ水は地元では“宝の水”と呼ばれとります。この“宝の水”は農地に活用するため、市民にも配水されます。すると、びっくりするほどの成果があちこちで報告されとるんです。

例えば日持ちが日本一で農林水産大臣賞をもろた胡蝶蘭や、切っても切り口が茶色にならんナスビ、病気もせんミカンなど…
この水には、いろんな生き物の命を元気にする力が秘められとるんです。
「はがくれすっぽん」の秘密、おわかりいただけましたか?
水とエサにはこだわりをもち、さらに重労働にもかかわらず、一切手を抜かないところが良質な「はがくれすっぽん」が育つ秘訣なのですね!! いつもありがとうございます。
第3回は「はがくれすっぽん」の卵担当のおばあちゃんのお話を紹介いたします。
生産者朝鵜さんの『はがくれすっぽん』への想いや、ていねい通販との出会いをご紹介♪
笑顔いっぱい頑張る、朝鵜家のおばあちゃんの想いをご紹介♪