糖質制限もいいけど、やっぱり主食を楽しみたい♪アレンジ自在な【白ごはん】の魅力を再発見!

01.28 2022
1,300年以上も日本人の主食であり続けた米
日本人の主食であり、ソウルフードとも言えるお米。
日本で栽培されている米のほとんどが「ジャポニカ米」と言われる品種で、炊きあがった時の艶々した美しさと、ふっくら&もっちりした食感が特徴です。

諸説ありますが、日本にお米が伝わったのは縄文時代後期で、そのルーツは中国大陸にあると言われています。
時代とともに稲作の技術は進化・定着し、西日本から始まった稲作は弥生時代になると本州全域に広がります。
そんなお米が日本の主食となったのは奈良時代から。当時はまだ身分の高い人のものだったとはいえ、1,300年以上も日本人の暮らしを支えてきてくれたわけなんですねぇ。
しかし、その後はパン食の広がりや生活スタイルの変化、さらに昨今の糖質制限ブームもあり、農林水産省のデータによると、年間1人当たりの米の消費量は1970年(昭和45年)の95.1㎏から、2020年(令和2年)には50.7㎏まで減少。
えっ!みんなのお米への愛はどこへ…(涙)。

そこで今回はお米への感謝の気持ちを込めて、ごはんの魅力をもう一度見直そうと思っている私なのです。
学んで、楽しむ、白ごはんライフ
その①:
白米、玄米、雑穀米。それぞれの魅力とデメリット
その②:
ラクチン飯からパーティーまで、楽しい白ごはんアレンジ
その③:
世界のお米も実は魅力あり!インディカ米の活用法
みなさんもお腹を空かしてお楽しみください!
白ごはんに含まれる糖質は毎日のエネルギー源
白ごはん…、いわゆる白米は、イネの身からモミ殻や米ぬかなどを取り除き、胚乳部分のみを残したもの。
脳や体を動かすエネルギー源である糖質が多く含まれているほか、タンパク質やカルシウム、鉄分といったさまざまな栄養素を含んでいるため、まさに主食にもってこい!

今では250以上もの品種があり、選ぶ楽しみもあります。
一方、糖質が多いため摂り過ぎると糖尿病などの原因にもなり、精製の過程で栄養分を失っていることも否めません。
では、昨今の健康食ブームで注目されている、玄米や雑穀米とはどう違うのでしょう。
■玄米
イネの身からモミ殻だけを外したもので、食物繊維やビタミン、ミネラル、マグネシウムなど白米よりも栄養が豊富。
反面、栄養分とともに固い殻が残るため、味や食感が劣り、便秘や消化不良の原因になるとも言われています。
■雑穀米
玄米、あわ、キビ、もち麦などを白米に混ぜ込んだもの。好きな栄養素をプラスできますが、その分手間もかかります。
「コストがかかっても大丈夫!」という人は、炊飯時に混ぜるだけの小分け雑穀パックが手軽でオススメです。
ごはんの種類を選べるお弁当屋さんや定食屋さんも増えているので、まずは食べ比べてみましょう!

あんな時やこんな時。ケース別の白ごはんアレンジ
冷蔵庫に余り物しかなくっても、アイデア次第ですぐお腹を満たせるのが白ごはんの頼もしさ。

学生時代、初めての一人暮らしでお財布が寂しかった頃も、どれだけ白ごはんに助けてもらったことか…。
これまで私がお世話になった白ごはんアレンジを3点紹介します。
中途半端にごはんが残ってしまったら・・・
『フライパンでごはんピザ』
余ったご飯に卵を混ぜて、油を引いたフライパンで焼きます。ここでしっかりと平らにしておくことがポイント!
ある程度固まればケチャップまたはピザソースを塗り、ベーコンやソーセージ、とろけるチーズを上からパラパラっと。
あとは蓋をして弱火で蒸せば、おやつにも楽しめるごはんピザの出来上がり。ピーマンやホウレン草があれば、なお良しです。
急に友達が集まった場合は・・・
『たこ焼き風焼きおにぎり』
たこ焼き器のあるご家庭にオススメ、たこ焼き大のおにぎりを作って焼くだけの簡単パーティメニュー。
ウインナー、コーン、とろけるチーズ、肉味噌など、冷蔵庫に余った食材を具に活用すれば、バラエティ感も楽しめます。
醬油やソースを塗ったり、ごはんにダシの素を混ぜたり、いろんな味わいを楽しみましょう。
何もしたくない、食欲もないそんな時・・・
『1人前用鍋ダシで簡単ぞうすい』
1人前から作れてとても便利なキューブ状やカプセル状の鍋ダシ。我が家はこれを数種類常備しています。
疲れて何もしたくない時は、冷蔵庫に余った素材に合わせてダシをチョイスし、サササッと雑炊に。
鶏肉や卵があれば和風のダシに、ミニトマトやパセリがあれば洋風のダシに…と、お好みで組み合わせを!
日本のお米と世界のお米との違いとは?
日本をはじめ、世界の人々の食を支えているお米。私たちに馴染みの深いジャポニカ米のほか、世界ではインディカ米やジャバニカ米が栽培されていて、お米の種類はこの3つに大きく分かれています。
実は最もメジャーなものがインディカ米で、その割合はなんと世界の生産量の8割以上!

育てられているエリアも中国の南西部から、タイ、ベトナム、インド、そしてアメリカの南部まで、驚くほど広いんです。
粘り気の強いジャポニカ米と比べて食感がパサパサしているため、日本人の口に合わないと思われがちなインディカ米ですが、カレーなど汁気のある料理と相性が良く、ピラフなどでも美味しくいただけます。
何より注目は調理法。給水やお米研ぎの必要がなく、鍋で直接炊くだけで食べられるので、アウトドアや被災地にも便利なんです。
国際化が進み、人々の価値観が広がっているこの時代。時には違う魅力のお米も楽しみたいものですね!

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