04.26 2019

  • ていねい通販 カスタマーサービス部

    スタッフ 下辺

    3人子どもがおり、毎日育児に奮闘中です。毎朝体づくりの為ジョギングをしています。パワフルすぎると社内で噂になっていること、こっそり知っています(笑)

​こんにちは!ていねい通販の下辺です。
 
皆さん、花粉症はもう大丈夫ですか? 私は毎年、目のかゆみが少し気になる程度でしたが、今年は鼻水とくしゃみが止まらない、止まらない。お出かけすることもままならず、数年ぶりに耳鼻科のお世話になりました。
 
でも4月が後半になるにつれ、少しずつ花粉症の辛さが軽減。マスクが欠かせない生活ともやっとおさらばです。

せっかくの行楽シーズンを楽しめなかった分、次の長期休みは家族でゆっくり旅行をしたいなぁ…と考えています。昔からの趣味だったのに、ここ数年は子育てに追われて旅行なんて考えられなかった私。

「久々に旅の計画を立てるのが楽しみ♪」なんてワクワクしていたんですが、行き先にも宿泊先にも子どもの好みを考え過ぎてしまって、なかなかプランがまとまらないんですよねぇ…。
 
世間のファミリーはどんな旅行を楽しんでいるのかと調べてみたら、今はなんと、親子で旅の感動を共有する【旅育】なるものが流行りなんだとか。

ふむふむ、これは詳しくチェックする価値がありそうです。

旅行を「心身の成長」をうながす体験に

【旅育】とは旅行を通して、コミュニケーション力や行動力など、子どもの人間的な成長を図るもの。

近頃ではその考え方も多様化していて、体を動かすアクティビティを楽しむことで、運動能力の成長を同時にうながすケースもあるようです。

楽しいアクティビティを盛り込めば、心も体も元気いっぱいに

どんなスタイルの旅であっても大切なのは、プラン作りから現場での実体験、その後の思い出まで、親子で共有すること。

親が決めた行き先をただ巡るだけでは、子どもの“考える力”が育まれず、旅の中で得られる感動や達成感も小さくなるからです。

子どもがまだプランを立てられない年齢であれば、「行ってみたい場所」や「やってみたい体験」を聞いてあげるだけでもOK。

子どもの自由な発想が、旅の新しい楽しみ方を教えてくれるかも

子どもが考えたことを、パパやママが一緒になって楽しむ…。その姿から“考える楽しみ”や“喜んでもらえるやりがい”を実感でき、創造力や思いやりの心も養われます。
 
何より魅力的なのは、大人の目線とは違う旅の面白さを子どもが教えてくれること。贅沢な旅ではなくても、子どもはいつもと違う体験を心から楽しめる感性を持っています。

ママも童心に返って、思いっきりリフレッシュしちゃいましょう!

☆こんな【旅育】で成長を楽しもう

■体験と行き先をひもづける
・馬が見たい=牧場、芋を掘りたい=体験型ファームなど、「やりたい」を実現できる場所をともに考えて知識を深める
 
■旅先での役割や目標を決める
・旅先での役割や目標を決めることで責任感と達成感がUP!“お土産を探す役”など、まずは楽しく挑戦できるものから
 
■その土地ならではの魅力に触れる
・キレイな水や空気、満天の星など、その土地ならではの魅力を五感で楽しんで、創造力や感受性を豊かに
 
■幅広い年代や異文化の人とふれあう
・普段出会えない人々との交流でコミュニケーション力を磨こう。異文化の方々とふれあえる海外旅行も◎

“聖地巡礼”を参考にわが家流の旅行プランを楽しもう

映画やドラマ、アニメなどの舞台を巡る「聖地巡礼」。今では旅行スタイルのひとつとして定着しています。

この方法を参考にして、家族旅行のプランを考えるのもひとつのテクニック。大好きな作品の風景を通して、“行きたい場所”のイメージを子どもが具体的に描けるからです。
 
子どもが小さなうちは、正しい場所ではなく“似たような風景”でOK。絵本に出てきた一面のお花畑や、乗り物図鑑で見た巨大空港など、お気に入りのシーンをヒントに目的地を探してみましょう。

まるで物語のワンシーン。感動的な風景を心に焼き付けよう

作品の向こうに見ていた景色を目の当たりにすることで、リアルな感動が得られるもの。現地での記念撮影も楽しくなりますよ。
 
子どもが成長すれば、自然や歴史などテーマを設けた“学べる聖地巡礼”がオススメ。有名な作品や歴史的人物に縁のある地では、地域ボランティアが史跡などを案内してくれるツアーもあり、親子揃って知識を深められます。

子どもの成長や興味に合わせて、わが家流の聖地巡礼を楽しんでみてはいかがでしょうか?

「この本にね、真っ赤なお魚が出てくるでしょ。僕もこれ見てみたい。それで見つけたら魚釣りするの」
「じゃあ、たっくんはどんな場所に行けばいいと思う?」
「んとね~。海があって、島があって、船もないとだめ。あと、あったかいところ!だって体が真っ赤だもん」
「そしたら次の旅行で行ってみたいね。もし本当に行けたら、あっちで何をがんばろっか?」
「お魚の名前をいっぱい覚えるよ。あ、パパとママの分も釣ってあげる」
「ホントに? 楽しみだなぁ」

行き先は気分におまかせ。車中泊で旅をもっと“自由”に

仕事の都合などで予定を組みにくい家庭には、車中泊を利用したプチ旅行はいかがでしょう?日中を通して過ごしやすいこの季節は、毛布や寝袋を積みこむだけで気軽な旅に出かけられます。
 
車内のシートをフルフラットにできるミニバンがあれば、親子合わせて3~4人はゆったり寝ることが可能。レンタカーで数多く取り扱われるタイプなので、マイカーのない家庭でも簡単に用意できます。

思い立ったらどこまでも。予定に縛られない気楽さが魅力!

高速道路のサービスエリア(SA)に加え、最近では一般道沿いの「道の駅」でも施設が充実。温泉施設やレストラン、コンビニなどが揃っているため、周辺のエリアで遊んだ後にそのままくつろげるのも魅力です。

ただし、これらは宿泊施設ではなく休憩施設。駐車時間や施設利用に関するマナーを守ることが大切です。ゆっくり休みたい方は、車中泊専用の民間施設を利用しましょう。
 
こうした近場での体験でも、非日常的な“冒険”のような時間は、家族との楽しい思い出として子どもの胸に刻まれるもの。

それぞれの家庭でできる【旅育】の形を、ぜひ見つけてくださいね。

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