12.14 2022

  • スタッフ 野口

    ていねい通販では一二を争うほどのスイーツ好き♪
    作り手の方が大切にされている思いやこだわりを知り、それを周りにシェアしたり、思いを受け取りながら食べることで幸せな気持ちになった経験から、新企画「おいしいえがお」をスタート!この記事を通して、少しでも明るい気持ちになれたり、誰かに話したくなったり…そんなきっかけになれるとうれしいです☆

  • スタッフ 尾中

    カメラマンとして、スタッフ野口の取材に同行!ステキなお写真をお届けできるようがんばります♪

今回の「おいしいえがお」は、大阪市西区の京町堀にあるチョコレート専門店「レ・プティット・パピヨット」さまをご紹介します☆
 
ご夫婦で始められたお店も今年で10周年!
取材中には学校から帰ってきた娘さまがお店にいらっしゃり、ご家族さまのやり取りがとても微笑ましく、こちらまでほっこり(*^^*)
 
ショコラティエのテディさまは厨房でお忙しくされているため、奥さまの恵さまが代わりにお話してくださいました。最後までご覧いただけるとうれしいです♪

  • ショコラティエのテディさま

    大阪市西区の京町堀にあるチョコレート専門店「レ・プティット・パピヨット」のショコラティエのテディさま。
    1978年フランス・ナントゥイユ出身。パリにて学業、会社勤務を経たのち、2010年よりルーアンINBPでショコラ、製パンを学ぶ。卒業後、2012年4月に大阪市西区の京町堀にて「レ・プティット・パピヨット」開業。

◆レ・プティット・パピヨットさま◆

道行く人が思わず足を止めてしまう、ガラス張りの外観が印象的な「レ・プティット・パピヨット」さま。

実はお店探しを始められた当初、なかなか良い場所に出会えず、この場所を見つけるまでにものすごく落ち込んだ時期もあったとか…。
今の場所は、そんなときにご縁があって出会えた場所なのだそう♪

お店の中に足を踏み入れると、タブレットショコラにボンボンドゥショコラ。
そして、ケーキに焼菓子…とチョコレートを使ったさまざまなスイーツが出迎えてくれました♪
もちろん、尾中も私もウキウキです(笑)
 
お店を訪れたのが10月の上旬だったこともあり、アイスクリームも販売中でした!
暑くなるタイミングが早くなってきているので、年々少しずつ出すのが早くなっているとのことですが、毎年4月~10月頃まで限定販売されています。
(アイスクリームだけを食べに来られる夏限定のお客さまもおられるほど、ファンも多いのだとか☆)

お店の中からは厨房が見え「わぁ~」と思わず声に出しそうに…!
厨房が見えるお店にしたいとの思いがあり、内装を考えるときにこだわったところの1つ。
見ているだけでも楽しくて面白いチョコレートのテンパリング作業は、運が良ければ見ることもできるそう♪

~1つ1つ“ていねい”に~

平日はテイクアウト、休日はイートインをご利用の方が多いそうですが、今回は尾中と一緒にイートイン!
雨の日や平日は比較的ゆったりとイートインしていただけるので、おすすめとのこと♪

テディさま
1つだけですみません…と言われる方が多いのですが、気軽にご利用いただけるのがうれしく、むしろ大歓迎です♪ボンボンドゥショコラだけをサクッと食べて帰られる方もいらっしゃいます!

その言葉のとおりケーキセットなどの用意もなく、自分の好きな組み合わせで“自分だけのオリジナルセット”が楽しめます\(^O^)/

「チョコレートドリンクにケーキはやりすぎかな?」と思われ、注文の際に悩まれる方が多いそうですが、チョコレートと一緒に楽しんでいただけるよう、飲みやすく作られています。
全部で10種類もあるので、尾中と私もかなり迷いました(> <)
 
迷いに迷った結果…
チョコレートドリンク・ケーキ・ボンボンドゥショコラの豪華なセットに♪
※ちなみにこれは一部です(笑)

選んだチョコレートドリンクは、カカオ豆をブレンドしたチョコレートを使っているスタンダードな「エクストラ」。
ちなみに産地の決まったものを使っている「チョコレートドリンク」には、チョコレート自体の味も見ていただきたいという思いがあり、ドリンクで使用しているチョコレートを少し添えてくださいます♪
 
そして今回、選んだケーキは全部で3種類!

右上から、お店1番人気の「アングレーズ」。奥さまの恵さまおすすめの「ビーズ」。カヌレの形をした秋冬限定の「ボルドレ」。

【アングレーズ】
ビターチョコレートのムースをフォークで割ると、中からバニラビーンズのソースが出てきました♪
バニラ好きの私にはたまりませんでした (^^)/

【ビーズ】
濃厚なビターチョコレートに酸味のきいたカシスソースがアクセントになっていて、下のフィナンシェ生地との相性も抜群☆
ほどよい酸味にフォークがどんどん進みます…!

【ボルドレ】
カヌレはフランスボルドー地方のお菓子だそうで、それをアレンジされてムース仕立てに…!
中からチョコレートムースが出てきました。
かわいらしい見た目に尾中はひとめぼれ♪

スタッフ 野口
中から違ったものが出てくるので味の変化を感じられ、見た目も楽しいケーキですね♪デコレーションもチョコレートで、すべて食べられるのはうれしいです!
テディさま
既製品だと味が変わってしまうため、デコレーションのパーツもすべて手作りしています。ここに並んでいる焼菓子・ショコラ・アイスクリームなども1から作っています。
スタッフ 野口
わぁ~スゴイ!機械を使えばたくさん作れるところを手作業でされているなんて…。
テディさま
チョコレートは温度だけではなく湿度にも弱いため、その日のコンディションに合わせて作業工程を考えています。チョコレートは人肌で溶けるものになるので、室温に戻していただいたときにチョコレートの複雑な味を感じられ、よりおいしく召し上がっていただけるよう細部にこだわり、ていねいに作っています。

パフェのパーツも1つ1つ手作りされていて、どうしても用意に時間がかかるそう。そのため定休日の月火やパフェを提供されていない水木を使いながら仕込みをし、金土日の週末限定で出されています。
イートインは週末メインでご利用される方も多く、その方たち向けにケーキだけではなく、違うチョイスもあると喜んでいただけるかなという思いで始められたそう*
 
この日は25種類ほど並んでいた「ボンボンドゥショコラ」。
ショーケース前で2人、悩みに悩んだ末に選んだ4種類…!

左から定番の「ラクテ」。テディさまおすすめの「ヴァニーユ」。 お茶系で1番人気の「ほうじ茶」に、イタリアをテーマに作られた季節限定の「キルシュ」。

【ラクテ】
くちどけの良いミルクチョコレートのガナッシュ。
生クリームがたっぷり使われているため、とってもやさしい口どけにうっとり♪
 
【ヴァニーユ】
マダガスカル産バニラビーンズを使った香り高いガナッシュ。
口に入れた瞬間に広がるバニラがたまりません(*^^*)
 
【ほうじ茶】
ほうじ茶の香ばしさが余韻に残るガナッシュ。
独特の香りと香ばしさはチョコレートとも相性ピッタリ☆
 
【キルシュ】
サクランボのブランデーのガナッシュ。
香りがふわっと鼻から抜ける、まさに大人のボンボンドゥショコラ♪
 
もちろん、ボンボンドゥショコラのコーティングも1つ1つ手作業!
本当にていねいに心を込めて作っておられるので、口に運ぶたびに幸せな気持ちに包まれました(#^^#)
私も終始この笑顔~♪

ちなみにチョコレートドリンクは、コーヒーの微糖くらいの甘さ。
ケーキやボンボンドゥショコラと一緒にいただいても、口の中でケンカすることもなく、選ぶものに合わせて“ペアリング”も楽しめそうだなと思いました☆

~10年の歩み~

「レ・プティット・パピヨット」さまは、今年の4月に10周年を迎えられました。

10年もの長い間、ショコラティエのテディさまと奥さまの恵さまは、2人3脚でお店を続けてこられました。

スタッフ 野口
10周年おめでとうございます♪お店を始められたきっかけは何ですか。
テディさま
ありがとうございます!実はお店を始める前、2人ともフランスで会社員として働いていました。その後ショコラティエになり、自宅の地下をアトリエとして改装し、店舗を持たずにフランスで通信販売をしていたのですが、パリにはショコラティエが多く存在し、道を歩けば美味しいお店がたくさん並んでいて…。20年ほど前、妻の出身でもある大阪にはチョコレート専門店がほとんどなかったため、その場所にお店を出そうとフランスを離れることに決めました。
スタッフ 野口
会社員からショコラティエに…驚きました!なぜショコラティエになろうと思われたのですか。
テディさま
実は最初、パンの勉強をするために学校に通おうと思っていましたが、パンコースの受講は1年待ち。フランスではパン職人はとても需要があるため、パンコースはやはり人気で…。パンコースが受講できるのを待つ間に受講したショコラティエコースでチョコレートの面白さを知り、チョコレートの道へ入ることを決めました。

チョコレートと運命的な出会いをされたテディさま。
厨房でチョコレートの香りに包まれるときが幸せな瞬間だと教えてくださいました♪
 
10年たった今でも日本語の習得が難しく、お客さまやスタッフさんとのコミュニケーションには苦労されているそうですが、こうしてお店が続けられているのも恵さまの支えもあってこそ…!

奥さまの恵さま。
恵さま
お店をオープンしたのが、子どもが生まれて1ヵ月後くらいでした。夫が日本語を話せないので、出産前には病院でメールの返信をしたり、入院中にはベッドの上でお店のロゴのデザイン相談もしていました。今だったら絶対にできないですけどね(笑)
スタッフ 野口
す、す、すごすぎます…!

恵さまがあまりにもサラッと話されるので、思わず尾中と顔を見合わせてしまいました。

恵さま
怒涛の毎日で気が休まる時間はありませんでした。子どもの面倒を見てくれる人もいなかったので、子どもを抱えながらお店に立っていて、後にも先にもこれ以上大変なことはない気がします。

テディさま・恵さまそれぞれの大変さやご苦労があって、お2人だからこそ一緒に乗り越えてこられたのだろうなぁ~と。
お話をお聞きしながら、胸がいっぱいになりました。

~さいごに~

取材中に学校終わりの娘さまが…!
テディさま・恵さまに駆け寄られていて、お2人からは笑顔がこぼれていました(#^^#)
 
その姿がとても微笑ましく、尾中と私も笑顔に♪
ご家族のあたたかさとショコラの甘さが心にじわっと染み渡りました。

スタッフ 野口
お店を始めた当初、生後1ヵ月だった娘さまも小学5年生。「自分の子どもの成長に合わせて、お客さまのお子さまも大きくなられていて、一緒に成長できていることが本当にうれしいです。」とのお言葉に、お店とお客さま以上の関係性を感じました。

チョコレート専門店「レ・プティット・パピヨット」さまへのメッセージやスイーツのお話など、なんでもお聞かせください(*^^*)もちろん記事の感想も大歓迎です♪

Tran
とても楽しく記事を読ませて頂きました。 私も無類のチョコレート好きで、バレンタインの時は、主人のチョコレートよりも高価なチョコレートをたくさん買ってしまうほどです(笑) チョコレートドリンクとケーキの組み合わせは、なかなか重たいのでは?と思っていましたが、そうならないように作られているショコラティエさん、素敵です。 たくさんの幸福感とちょっぴり罪悪感(カロリーはやっぱり気になります💦)を感じながら食べられるのかなぁ…と思いながら読ませて頂きました。 来月はバレンタインの季節がやってくるので、またチョコレートとの出会いを楽しみにしつつ、こちらのお店もリサーチしてみようと思います。 とても素敵な記事をありがとうございました🙂
2023年01月04日
ていねい通販スタッフ 野口
わぁ~、ありがとうございます♪楽しく読んでいただけて、とてもうれしいです(*^^*)Tranさまはチョコレート好きとのこと、バレンタインが近づくこの時期はワクワクしますね!ちなみに私もTranさまと同じく、ついつい自分チョコ買っちゃいます(笑)チョコレートドリンクとケーキの組み合わせはあまり経験なかったのですが、重たくなくて最後まで幸せな時間が続きました*記事をとおして、Tranさまにも幸せな時間を感じていただけておりましたら幸いです(^^)/今年も新しいチョコレートとのステキな出会いがありますように…☆お互い楽しみましょうね♪
2023年01月05日
さおり
チョコレート専門店は地元にもありますが、やや敷居が高い気がしていました。サクッと寄り道間隔で入っても良いのですね。 店主さんのチョコレートに対する思いや、お客様との繋がり、関わりを読んでいて、ていねい通販、顧客との関係性に通じるものがあるなぁと感じました。
2022年12月21日
ていねい通販スタッフ 野口
コメントありがとうございます♪さおりさまの地元にもチョコレート専門店があるのですね(*^^*)私もお話を伺うまではそのようなイメージがあったのですが、気軽にご利用いただきたいと思われているお店も多いのかもしれないなぁ~と思いました!そのように言っていただけて、とてもうれしいです☆これからも商品に対する想いやお客さまとの繋がりを大切にしていきます*
2022年12月22日

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ていねい花子
今更ですが、自分の幸せのシーンをイラストにして載せていただきとても嬉しいです。保存しました♥️ありがとうございます!

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