おでかけしなくても、笑顔じゃなくても、子どもといる時間すべてがシャッターチャンス

06.25 2018
こんにちは!ていねい通販の藤本です。
自分がママになってビックリするのが、子どもの成長の早さ。昨日と違う表情を見せてくれるその姿が嬉しかったり、どこか寂しかったり…。
「もっとあの頃の写真を残せばよかったなぁ…」なんて思う時もよくあります。だけど、いざカメラを始めようとすると、なんだか少し敷居が高いんですよね。
そこで今回お届けするテーマは、ママでも気軽に楽しめる「写真」ライフについて。よし、私も明日からたくさんの思い出を残していこう…っと。
作品を残すのか。思い出を残すのか。あなたらしい写真ライフを
初めて一緒に公園に出かけた日。卒園式での感謝の言葉に涙した日。家族揃って大好きなあの場所に出かけた日。かわいい子どもを持つママなら誰もがきっと、一生、忘れられないシーンがあるはず。
大切な想い出を何年経っても振り返りたい…。そんな時はデジタルカメラ(デジカメ)が便利ですよね。ブログやSNSなどで素敵な写真を披露してくれるママもたくさんいて、見ているだけでほっこりしちゃいます。

日々の何気ないひとコマを大切にしよう
ただ、気軽に写真をアップできる現代だからこそ、いい写真を撮ろうという気持ちもわいてくるもの。「ほら、こっち向いて」「ニコニコして」など、ファインダーをのぞきながら子どもたちに声をかけたりしていませんか?
今日、見せてくれる子どものふとした表情は、その一瞬にしかないもの。日々の何気ないひとコマのすべてがシャッターチャンスであり、思い出の原風景なんです。作品ではなく思い出を残すのであれば、高価な機材も、オシャレな服も、とびきりの笑顔も、無理に用意する必要はありません。
例えば、苦手なニンジンを片手に大泣きする姿。色褪せたお気に入りのタオルケットにくるまれてお昼寝する姿。まずはあなたが大好きないつもの風景を、ファインダーに収めてみたらどうでしょう。
小さな工夫やアイデアで、写真はもっと楽しくなる!
もちろん、写真ライフが楽しくなってくると、上手に撮りたいという感情が生まれます。スマホのカメラからコンパクトデジカメへ、そして一眼レフデジカメとステップアップするママさんも多いのでは?
単焦点レンズを使ってふんわりとやわらかいボケ味を楽しんだり、シャッタースピードをスローにしてダイナミックな動きを演出したりと、一眼レフカメラではさまざまなテクニックを活用できます。
だけど工夫ひとつで、機材に関係なくユニークな写真を簡単に撮影することができちゃうんです。
子どもと同じ目線になれば、いつもの公園も大冒険に
中でも簡単に試せるのが目線の工夫。少し腰を落として、子どもと同じ目線の高さでいつもの風景を見てみましょう。ほら、公園のジャングルジムや近所の歩道橋も、巨大なアスレチックに早変わり。


大人にとって普通の施設や建造物も、子どもにとっては大きなチャレンジの場。そこに挑む子どもの姿を捉えれば、いつもと違う表情や臨場感を映し出すことができます。
また、兄弟・姉妹を持つママならば、下の子どもの目線で上の子どもを撮影するのもオススメ。ママの目線からはまだまだ幼く見えるお兄ちゃんやお姉ちゃんの、たくましい姿に気づけるかもしれませんよ。
手軽にお試しOK。他にもできる撮影の工夫アレコレ
①子どもと一緒に遊びながら
子どももカメラを意識してしまうもの。一緒に遊びながらの撮影なら素の表情が引き出せます
②数分間隔で同じ場所を撮影
あの時の笑顔や泣き顔の理由は? 前後のドラマが後から確認できて、記憶が鮮明に蘇ります
③お部屋を片付けないままで
雑多な背景でも大丈夫。お気に入りのおもちゃや家具など、当時の情景が思い出話の種になります
ママの目が最高のファインダー。時にはカメラをしまおう
「今からすべり台するからね。上手にできてるか見ていてね」
子どもが何かにチャレンジする時、上手にできた姿を写真に収めてあげたいと思うのが親心。だけどそんな時は、カメラを置いて、ママのそのままの視線で子どもを見てあげてください。
嬉しそうに自分を見てくれるママの目が、子どもにとっても最高の喜び。その瞳を超えるファインダーはありません。
写真は何年経っても思い出を残してくれるものですが、大事なのは“記録”よりも“記憶”。子どもの大切な瞬間は、ママの大切な瞬間でもあるんです。
運動会やお遊戯会、卒園式や入学式。納得できる一枚が撮れたのなら、もうカメラは必要ないかもしれません。その時にしか味わえない感動を、たっぷりと心のフォルダーに残してくださいね。