自然とふれ合いながら野菜嫌いも克服!「家庭菜園」は食育にもってこい。

06.27 2019
こんにちは!ていねい通販の藤本です。
今年もついに7月へと突入、早くも1年の半分が過ぎました。もう少し梅雨は続きそうですが、一歩ずつ夏の本番が近づくのを感じます。
ジメジメした季節が終わったらすぐに、今度はジリジリと照りつける太陽がやってくる…。本当に体調管理には気をつけたいものですね。
だからこそ大切にしたいのは、健康の源となる日々の食事!栄養のバランスはもちろん、冷たい食材ばかりで家族が体調を崩さないように、蒸したり焼いたりと、野菜の摂り方にも気をつけています。

でも、そんなママの気持ちを知らない子どもたちからは、「え~、今日もこんなに野菜があるの~?」と悲しいブーイングが…(涙)。
やっぱりどこの家庭も、子どもたちの野菜嫌いはママの悩みの種。何かいい方法はないかと考えていた時、ママ友さんにオススメされたのが【家庭菜園】だったんです。
家族の健康のため、子どもたちの野菜嫌い克服のため、今月はこのテーマで行くしかないでしょ!
「趣味」と「節約」が両立できて一石二鳥!
【家庭菜園】を趣味にするママ友に話を聞くと、みんな揃えて口にするのが“野菜への愛着”。小さな種から手間暇かけて育てたものだからこそ、トマトひとつ、キュウリ一切れをとっても大切に想えて、子どもたちも「こんなのキライ!」なんて言わなくなったとか。
【料理】をテーマに取り上げた前号の「ていねいママライフ」でもご紹介したように、命をいただく有難さを学べることは、子どもの食育を考えるうえで大きなメリットです。

また、土のにおいや太陽の光を思いっきり浴びながら、のんびりと自然にふれ合う時間は、毎日、多忙なパパやママのリフレッシュにももってこい。
今までお店で買っていた野菜を自ら育てることで食費を抑えられますし、家族で楽しむ趣味としても、家計を助ける節約術としても、家庭菜園はいいことだらけなのです。
例えば小松菜のように、初心者でも育てやすく、1年を通じて栽培できる野菜も数多くあるため、家庭菜園を始めるタイミングは思い立った時でOK。
季節ごとに違う野菜づくりにチャレンジすれば、食材の“旬”を学ぶきっかけにもなります。まずは自分の育ててみたい野菜を探してみることから始めてみましょう。
家庭菜園のポイントと野菜の選び方
■短期間で育つ野菜なら、学ぶ機会も増える
初心者に育てやすい野菜でも最初は失敗がつきもの。
短期間で育てられる野菜なら繰り返し育てて上達できる。
・小松菜
1年を通して育てられ、1カ月半~2カ月で収穫可能
・リーフレタス
短期間で育つうえ、寒さや害虫にも強い
■一度にたくさん採れる野菜なら収穫が楽しい
一度にたくさん収穫できる野菜は、育てるモチベーションもアップ。
初心者にも育てやすい人気の野菜はコチラ!
・ジャガイモ
子どもに人気の野菜で育てやすさも◎
・枝豆
秋収穫なら7月中旬まで種まき可。パパのおつまみにも♪
■さまざまな料理に使える野菜で食費を節約
食費の節約を図るなら、普段からよく使う野菜を育てるのがオススメ。
採れたての新鮮野菜を味わおう!
・ピーマン
長期間の収穫が可能。初心者はまず苗から栽培を
・ナス
幅広い料理に使える野菜。ただし種まきは春から
お手軽な「ベランダ菜園」なら庭がなくても大丈夫
「家庭菜園に興味があるけど、うちはマンション暮らしだからなぁ…」と言うアナタ。諦めなくても大丈夫!たとえお庭がなくても、家庭菜園は想像以上に簡単なんです。
その方法がベランダの片隅や玄関先の一角で行える「ベランダ菜園」。日当たりの良い場所に培養土を入れたプランターを置くだけで始められるため、むしろ初心者にはこちらの方がとっつきやすいと言えるでしょう。

実際、ベランダ菜園でも驚くほど数多くの品種を育てることが可能。
実が赤く色づいていく過程が楽しいイチゴやミニトマト、幅広い料理に使えるネギやホウレンソウ、キュウリにラディッシュ、さまざまなハーブまで、季節や難易度に合わせていろんな農作物に挑戦できます。
ただし、プランターの置き過ぎで避難経路を塞いでしまったり、下階・両隣のベランダに土や水を飛ばしてしまったりと、周りの住民の方に迷惑をかける行為には気をつけたいもの。
ルールとマナーをしっかり守ってベランダ菜園を楽しみましょう!
「見て見て、このトマト赤くなってる! こないだまで緑色だったのに、もう真っ赤っかだよ」
「ホントだ、今日の夜ごはんに食べれるね。あ、でも、のんちゃんトマト嫌いだから無理かなぁ…」
「違うよ、昨日まで嫌いだったけど、今日から好きだもん。小さいし、かわいいから、絶対に食べれるもん!」
「そうだね。毎日お水をあげて、大事に育ててくれたものね。きっと、おいしくなってるはずだよ」
「うん、絶対においしいよ。でも、すっぱかった時はぁ…、え~と、…頑張って食べる」。
「あはははは!」
ママ友家族と貸し農園をシェアして仲良し度UP
自宅のベランダやお庭で家庭菜園の楽しさにハマると、次に生まれるのが「もっと多くの野菜を育てたい!」という欲求です。そんな人はピクニック気分を味わえる「貸し農園」を利用してみるのはいかがでしょう?
貸し農園にはさまざまな形式がありますが、最も手軽に利用できるのが専門の運営会社が展開している体験農園です。

常駐するスタッフに野菜作りのアドバイスをもらえるほか、必要な農具一式も現地で借りれるため、準備や管理にかかる手間を減らせるのが嬉しいメリット。
ホームページ上からも近くの貸し農園が簡単に検索できます。
また、“便利さ”よりも“安さ”を優先したいという場合は、シンプルに農地だけを借り受ける市民農園型の貸し農園もあります。
リーズナブルで自由度が高い分、すべての作業が自己責任となるため、経験に合わせて選ぶのがベターです。
農地をシェアしての共同栽培や、育てた野菜の物々交換など、仲良しのママ友家族と一緒に家庭菜園を楽しむのもGOOD!
家族の絆もママ友との友情も、野菜と一緒にスクスク育ててみませんか?