“色”のチカラで元気になろう!心と暮らしをハッピーにするイロイロなお話。

04.25 2020
小さな赤ちゃんにも色のチカラは伝わる。
色彩心理学やカラーセラピーという言葉があるように、色は人の心と深く関わっています。
その時の感情が自分の選ぶ色に表れたり、好きな色から自分の性格や向いている仕事がわかったり…と、色のチカラについて調べるとさまざまな発見があります。
その中でママが気になるのは、子どもの成長と色との関連性。
実際、赤ちゃんは生後2カ月を過ぎたあたりから赤と緑が認識できるようになり、その後は脳の発達とともに青、黄、紫など、見分けられる色が増えていくそうです。
このように赤ちゃんはハッキリと色を認識できるものを好む傾向にあり、ベビー服や知育玩具にカラフルな商品が多いのもそのためなんだとか。

では子どもに安心感を与えられる色は何色でしょう?ひとつの答えに挙げられるのは、ママの肌に近い色。赤ちゃんと接する時は淡いピンクやオレンジなど、温かみのある色の方がオススメです。
一方、暗い色は威圧感を与えてしまうため、赤ちゃんの服やお部屋のインテリアに黒系を選ぶことは避けた方がいいかもしれません。
赤ちゃん、また子どもの成長と色の関わりについては、まだまだ面白いお話がたくさんあります。ではここでいくつか紹介してみましょう。
ママ必見!子どもと色の役立つ情報イロイロ
■子どもが過ごすお部屋は何色がいいの?
多くの情報を視覚からインプットしている赤ちゃん。3歳まではお部屋をカラフルに彩るのがオススメです。
クロスが白系なら色とりどりの家具や雑貨を配置して、なるべく多くの色を見せてあげましょう。
成長後に子ども部屋を与える場合は、集中力を高める青と黄色のコーディネートが〇
■言葉を覚えるにも色を活用!
子どもは生後2カ月から色を覚えるため、言葉を教える際にも色を活用するのはいかがでしょう。
例えば、赤い果物はリンゴ、青い動物はイルカ…など、色を関連付けることで学習効果がアップするかも!
■どんな遊び方で子どもの気持ちがわかる?
クレヨンでのお絵描きや色鉛筆を使った塗り絵は、子どもの気持ちがわかる遊びのひとつ。
明るい色や暗い色など、その時の感情が選ぶ色によって見えてきます。
あまりお外に出られない今、親子で一緒に楽しんじゃいましょう。
子どもの成長を支える“色育”ってな~に?
色のチカラを考えるうえで取り上げたいテーマが、私も興味を持っていた「色育」。
これは(社)日本色育推進会によって広められた新しい知育法で、色を通して子どもの集中力・想像力・コミュニケーション力を養える…と、注目しているママさんたちも多いようです。

確かにこれらの3つの力は、子ども時代だけでなく、中高生や社会人になっても必要となるものばかり。小さな頃に楽しんだ色遊びがその後の人生に長く役立つ…と聞けば、がぜん注目度が高まります。
現在は日本各地で日本色育推進会主催の「色育講座」や、認定カウンセラーによるカラーワークの講座・体験会などが開催されていて、その内容も絵本や塗り絵を活用した楽しいものになっているとか。
もちろん親子での参加もOKなので、ママ友親子を誘って一度チャレンジしてみてはいかがでしょう?
詳細は公式ホームページをチェック
暮らしを好きな色で彩って気分をアップ!
4~5月はいろんな色が似合う季節。ママ自身も気分を上げるために、おうちで過ごす日もいろんなカラーコーデを楽しむのはいかが?

家事を頑張る日は情熱的な赤、明るい気持ちになりたい日は鮮やかなオレンジ、ほっと安らぎたい日は淡い黄色やピンク…など、何かと大変な今だからこそ毎日を鮮やかに彩ってみましょう。
赤ちゃんがいるご家庭では注意は必要ですが、ダークカラーが好みの人なら黒やグレーでだってもちろんOK!
好きなカラーを身にまとうことで気分が上がるのなら、それが一番の“色のチカラ”だと私は思います。
「ねえねえ。ボクのふく、しろとくろってないの? いまからおきがえしたいんだけど…」
「たっくんが白・黒を着たいだなんて珍しいね。明日で良かったら新しい服を出しておくけど、なんで?」
「え~、今日じゃなきゃダメなのにぃ。ママのふくがチューリップいろだから、もんしろちょうになってママにとまるの」
「そういうことかぁ(笑)。でもたっくんはもう大きいから、ママもおんぶするのは大変かな?」
「おんぶじゃないよ、かたぐるまだよ。だってむしさんは、おはなのうえにとまるでしょ」
「…!! じゃあ明日のお休みはパパに赤い服を着せようっと」
皆さんの毎日が、幸せな色で染まりますように…。