遺跡大好きスタッフ村上が、遺跡の魅力をお届けします♪

06.16 2022
○○文明の遺跡
気になる遺跡を調べていると、こんな風に紹介されているのをよく目にします。 遺跡を通して様々な文明を知ることができるのも興味深いところですよね(*^-^*) この文明と聞くと、学生時代を思い出すのですが、そんな古代文明の中でもオルメカ文明というのが気になっているんです♪




メキシコ湾岸で栄えたオルメカ文明に触れる事ができる
「ラ・ベンタ遺跡公園(ラ・ベンタ野外博物館)」です!
そもそもオルメカ文明とは?
紀元前1200年ころから前400年ごろ、アメリカ大陸で初期に誕生した文明。
オルメカ文明の高度に発達した芸術・政治・宗教・経済は、マヤ文明やアステカ文明など、その後の文明の母体となったことからも「母なる文明」と呼ばれています。 また、オルメカ人たちはゴムの木の採れる地域に暮らしており、「オルメカ」というのは「ゴムの国の人」を意味しているそうです。
再現されたラ・ベンタの遺跡






この石像が発掘されたラ・ベンタ遺跡で石油が発見されたことから、自然環境が似ているこのラ・ベンタ遺跡公園に石像をはじめとした多くの遺物を移して再現されたそうよ。





森の中で佇む姿は、当時と変わらないのかも。
他にもレリーフやモザイク、動物の石像など多種多様な石像が展示されています。


オルメカの遺物の多くが謎なのは、文字が完全に解読されていないことも理由の一つにあげられています。描かれているモチーフなどから信仰的な背景もふまえ、様々な説がありますが、全貌解明には至ってないようです。




このモザイクも埋められていたそうで、オルメカ人のジャガー信仰と関係がある、意味深いものなのかもしれないね。





遥か彼方の石の文化を探して
オルメカ文明が繁栄した紀元前1200年~前400年ごろの日本は縄文時代~弥生時代。石器や土器を使って狩猟・採集~水稲農耕をしていた頃になります。同時期に表情豊かな石像を産み出し「石の文化」を築いていたオルメカ人。ラ・ベンタ遺跡公園は、まだまだ謎多きオルメカ文明を知るには一度は訪れてみたい場所です。
今回、ラ・ベンタ遺跡公園を調べながら日本にもオルメカのような巨石像ではなくとも石造物があることを思い出しました! 学生の時に散策したことがある場所なのですが、今見るとまた新鮮に感じられそうです。


次回は、身近にある石造物を見ながら散策してみようと思います。その他にもまだまだ気になる、知りたい遺跡が盛り沢山!ご紹介したい遺跡を考えるだけでワクワクしています♪
ここでお伝えしながら、私自身もどんどん深めて広げていけたらと思っています(*^-^*)
みなさまのオススメの遺跡があれば、ぜひお聞かせください。記事の感想も大歓迎です(*^^*)
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